2020年カンヌ国際映画祭「オフィシャル・セレクション」に日本から3作品

公開日 : 2020年06月04日
最終更新 :
7051.jpg

カンヌ国際映画祭が、2020年6月3日、オフィシャル・セレクションの発表を行いました。例年であれば「コンペティション」「ある視点」「短編」といった部門に分かれて発表されますが、今年は新型コロナウイルスの影響でカンヌでの開催は断念。「オフィシャル・セレクション2020」として56本が選ばれました。

また最高賞である「パルムドール」の選出は見送られました。同賞の見送りが行われたのは、1968年にフランスで起きた大規模デモ「五月革命」以来です。

7052.jpg

▲過去の映画祭の様子

日本からは、オフィシャル・セレクション2020に河瀬直美監督『朝が来る』、深田晃司監督『本気のしるし 劇場版』、宮崎吾朗監督『アーヤと魔女』の3作品が入選しました。

詳しくは、映画祭がウェブサイトで発表しているお知らせ「The films of the Official Selection 2020」、もしくは日本の大手マスコミの方々も報じられているため、そちらを参考にしていただければと思うのですが、2020年の今年は審査や受賞は行わず、オフィシャル・セレクションには「カンヌ2020」のラベルを付与。上映は、今後開かれる各国の映画祭などになる予定です。

7053.jpg

仕方ないとはいえ、いつもどおりの開催ができなかったのは本当に残念......。来年は無事開催されますように。再び来年は、昨年までのように現地から様子をお伝えしたいと思います。

筆者

フランス特派員

守隨 亨延

パリ在住ジャーナリスト(フランス外務省発行記者証所持)。渡航経験は欧州を中心に約60カ国800都市です。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。