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フランス/パリ特派員ブログ 加藤 亨延

フランス・パリ特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2020年8月31日

パリの最高級ホテル「ル・ムーリス」が9月に再開、セドリック・グロレ氏の朝食やパティスリーの事前予約も


パリの最高級ホテル「ル・ムーリス」が9月に再開、セドリック・グロレ氏の朝食やパティスリーの事前予約も

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パリ市内リヴォリ通りにあるパラスホテル「ル・ムーリス」が、2020年9月1日から再オープンします。新型コロナウイルスの影響で、しばらく間、その扉を閉めていましたが、客室の改装、最高級スキンケアブランドのフラッグシップのオープン、レストランに新シェフのアモリー・ブウール就任、セドリック・グロレ氏の朝食の提供などをともなって、新生ル・ムーリスとして再開します。

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「現代のヴェルサイユ宮殿」をコンセプトにリノベーション


ル・ムーリスでは、2019年にベル・エトワールスイートを含む29部屋をリノベーションし、今回新たに20部屋を改装しました。内装デザインはシャルル・ジューフルと、ラリ&ベルジェが担当しています。コンセプトの「現代のヴェルサイユ宮殿」。自然光を最大限に取り込み、シルクやダマス織、ベルベットといった素材をふんだんに取り入れ、家具はすべてオーダーメイドです。


思想家ヴォルテールに美食家ブリア・サヴァラン、作曲家チャイコフスキー、芸術家のパトロンのミシア・セールなど、各時代のパリの文化人からインスピレーションを受けた絵やデッサンが、壁に飾られています。


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同ホテルの総支配人であるフランカ・ホルトマン氏によると、「この改装で大切にしたコンセプトは、ル・ムーリスの歴史が始まった時代である19世紀フランスのスタイルに忠実でいること。華美な装飾をできるだけ取り除き、現代の空気感を纏わせるために、モダンな色彩や素材を加えた」そうで、すべてに快適さを追求したテクノロジーが取り入れられています。ライティングの調整や、生地の質感、美術品など、素材の組み合わせやバランスを考えて作られています。


また同氏によると「使っている生地は、通常ホテルの部屋には使われないような最高級の品質のもので、細部まで手をかけた上質な内装によって、200年の伝統があるル・ムーリスの歴史とこだわりを五感で楽しめる空間」となっているそうです。


スイスの高級スキンケアブランド「ヴァルモン」のフラッグシップ店も


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レマン湖畔生まれのスイスの高級スキンケアブランド、ヴァルモンのフラッグシップがホテル内に入ります。店舗はホテル内のスパ・ヴァルモンと直結しており、チュイルリー公園とヴァンドーム広場を結ぶカスティリヨーヌ通りに面したエントランスからも入れます。


レマン湖畔で生まれる同社の製品は、アンチエイジングに特化しており、 施術後にショッピング、ホテル内でアフタヌーンティーなど、贅沢な時間を過ごしてもいいかもしれません。


La Maison Valmont(メゾン・ヴァルモン)
・住所: 6 rue de Castiglione 75001 75001 Paris
・営業時間: 火〜土曜の11:30〜19:30


レストラン ル・ムーリス アラン・デュカスの新シェフにアモリー・ブウール氏


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© pmonetta


2020年9月より、「レストラン ル・ムーリス アラン・デュカス」のエグゼクティブ・シェフにアモリー・ブウール氏(31)が就任しました。ミシュランガイドの2つ星がつく同レストラン以外にも、ホテル内にあるカジュアルダイニング「ル・ダリ」のメニューも監修。 アラン・デュカスのもとで12年修行したブウール氏は、巨匠の料理哲学をしっかりと受け継ぎ、素材ありきの「本質の料理」追求しています。


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© pmonetta


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またブウール氏は、「ル・ムーリス内のすべてのレストランで食材の95%以上にフランス産を利用すること」「環境問題と向き合うこと」「サステナビリティを意識すること」「地元の生産者を応援すること」「フランスの季節の素材をふんだんに取り入れること」「物流ルートを短くすること」を目標に挙げています。


セドリック・グロレ氏の朝食とスイーツ事前予約サービス


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© pmonetta


1日の始まりとして、ホテルの朝食を楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。ル・ムーリスでは、2020年9月から、スターパティ シエ、セドリック・グロレ氏の作るヴィエノワズリー、クロワッサン、パン・オ・ショコラ、 パン・オ・レザンが朝食に提供されます。もちろん、グルテンフリーや全粒粉、シリアルのパンの用意もあり。これら「フレンチブレックファースト」はひとり€46〜で食べられます。


ヴィエノワズリーふたつ、ホットドリンクとフレッシュジュースがつく「パリの目覚め(パリ・セヴェイユ)」はひとり€28。朝食の提供時間は朝7:00〜10:00(パリ・セヴェイユのみ11:00まで)です。


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© pmonetta


La Patisserie du Meurice par Cédric Grolet(ラ・パティスリー・デュ・ムーリス・セドリック・グロレ)では、クリック&コレクトサービスも始まっています。人気のため、いままでは長い行列で有名なパティスリーでしたが、事前にウェブで選ぶことができ、並ばず受け取れるサービスが始まりました。これにより、新作コレクションをより手軽に楽しめるようになりました。


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© pmonetta


予約は48時間前まで。木〜月曜11:00〜19:00の間に引き取り可能です。


・予約: www.cedric-grolet/meurice.com


Le Meurice(ル・ムーリス)
住所: 228 rue de Rivoli 75001 Paris


フランス関連の速報と今のフランスの様子はTwitter(@arukikataparis)から、フランス国内外の取材写真はInstagram(@katoyukinobu)よりお知らせしています。『地球の歩き方』本誌およびフランス/パリ特派員ブログとあわせてチェック!

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    加藤 亨延
    ジャーナリスト。愛知県出身。ロンドンにて公共政策学修士を修めた後、日本でガイドブックおよび雑誌記者として活動する。2009年に渡仏。ANNパリ支局勤務を経て、現在は株式会社プレスイグレック代表。専門は日仏比較文化と社会、ツーリズム。取材経験はカンヌ国際映画祭、ユネスコをはじめ国際機関、パリ同時多発テロ事件、フランス大統領選など。欧州を中心に約60カ国800都市に渡航経験あり。フランス外務省発行記者証所持。フランス/パリの旬の話題を中心に更新していきます。お仕事などのお問い合わせは株式会社プレスイグレック、またはメールにて。
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