パリ市および周辺自治体でバーなどが閉鎖に レストランは営業継続【新型コロナ制限強化】

公開日 : 2020年10月06日
最終更新 :
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パリおよび周辺3県(オー・ド・セーヌ県、セーヌ・サン・ドニ県、ヴァル・ド・マルヌ県)は、2020年10月5日から警戒最大化ゾーンとなりました。これにより、感染拡大を防ぐための新しい制限措置が、同10月19日まで適用されます。

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何が新たに制限されて、何が引き続き容認されるのか。リストにまとめました。

【禁止・閉鎖】

×バー、カフェ(バーとはアルコール飲料をおもに販売する施設)

×公道、公園、庭園での集会(同時に10人以上の集まり)

×学生の夜のパーティ

×22時以降のアルコール販売および公道での飲酒

×大規模集会(1000人以上のイベント)

×見本市、展示会

×体育館、多目的室、プール

×スポーツ施設、フィットネスクラブ

×遊技場、ダンスホール

【一部容認・営業】

△レストラン(新しい感染防止対策を実施のうえ、営業可能、例えば1テーブルに6人まで)

△結婚式(式は可能だが、披露宴やパーティは禁止)

△ショッピングモール、デパート(感染防止対策を実施のうえ、例えば客ひとりあたり4平方メートルを確保)

△野外運動施設(収容可能人数の半数までで、1000人を超えないこと)

△大学(教室、食堂、講堂は収容可能人数の半数まで)

【容認・営業】

○葬儀

○マルシェ

○映画館、劇場、美術館

○デモ(集会としては適用されず)

○公道で長い列を作る(食糧配布や新型コロナ検査の列など)

○公共交通機関

○テレワーク(推奨)

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筆者

フランス特派員

守隨 亨延

パリ在住ジャーナリスト(フランス外務省発行記者証所持)。渡航経験は欧州を中心に約60カ国800都市です。

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