フランスから日本入国の3日間ホテル隔離がなくなり2週間の全日程で自宅など待機へ【2021年7月9日〜】

公開日 : 2021年07月06日
最終更新 :
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2021年7月6日、日本において新型コロナウイルス感染症に関する新たな水際対策措置が決定されました。

フランスからのすべての日本入国者および帰国者については、これまでは検疫所長の指定する場所(検疫所が確保する宿泊施設に限る)で3日間の待機(と11日間の自宅などでの待機)が必要でした。2021年7月9日午前0時からは、入国時の検査で陰性と判定された人については、検疫所長の指定する場所での待機および入国後3日目の検査を求めないこととし、入国後14日間は全日程で自宅などでの待機に切り替わります。

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これまでフランスから日本への入国者および帰国者は、以前の特派員ブログ「日本入国後隔離の様子、検疫所が確保する宿泊施設と自主待機場所」でレポートしたような、3日間の待機が求められていました。

日本からフランスへの入国条件も、一部で緩和されており(詳細は特派員ブログ「ワクチン接種済みを条件に出発前の陰性証明免除、日本などからフランスへの入国が緩和」参照)、日仏往復の障壁が少し下がりました。

ただし、入国時の感染検査、公共交通機関の不使用は引き続き求められます。入国時に求められている「新型コロナウイルスの検査証明書(陰性証明書)」、「誓約書」、「質問票」の提示も、引き続き必要です。日本入国時に必要な書類は在フランス日本国大使館のウェブサイトに掲載されています。

また、日本の外務省が発表する海外安全情報では、フランスは依然「レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)」として「その国・地域への渡航は、どのような目的であれ止めてください」という枠組みに入っています。

ヨーロッパで進むワクチン接種とEUのワクチンパスポートについては、今後、追って特派員ブログで更新します。

筆者

フランス特派員

守隨 亨延

パリ在住ジャーナリスト(フランス外務省発行記者証所持)。渡航経験は欧州を中心に約60カ国800都市です。

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