海外旅行・観光情報の「地球の歩き方」TOP > 特派員ブログ > ヨーロッパ  > パリ特派員ブログ > パリから電車で1時間半、シャンパーニュの産地エペル...

フランス/パリ特派員ブログ 守隨 亨延

フランス・パリ特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2021年8月 4日

パリから電車で1時間半、シャンパーニュの産地エペルネーとその近郊を巡ってみた


パリから電車で1時間半、シャンパーニュの産地エペルネーとその近郊を巡ってみた

8091.jpg


夏の暑い日はキリッと冷えたロゼも良いですが、スパークリングも爽やかでいいですよね!フランスにはスパークリングワインであるシャンパーニュ(シャンパン)を生産している、シャンパーニュという世界的に有名な産地があります。


「シャンパン=スパークリングワイン」ではあるのですが、どのスパークリングワインも「シャンパーニュ」と名乗れるわけではなく、フランスのシャンパーニュ地方にて定められた製法で造られたスパークリングワインのみ、「シャンパーニュ」と表示できます。


そのシャンパーニュ地方にあるエペルネーという町へ、少し前の7月に取材で行ってきました。

8092.jpg

▲エペルネー市内のシャンパーニュ通り


夏の時期、ぶどう畑は青々としてとても綺麗です。今回は、エペルネー駅から「ランペリアル・ド・マリー・アントワネット 」という2階建てオープンタイプのバスツアーに参加しました。


なぜ「マリー・アントワネット」かというと、このツアー会社を開いているのがマリー・アントワネット・ドゥノワさんという女性だから。マリー・アントワネットさんの解説で、エペルネー市内を通り郊外アヴィズ村にあるメゾン(ワイナリー)に向かいます。


8093.jpg


同村で訪れたのが、フランク・ボンヴィル というメゾン。ここはブドウ栽培からワイン醸造までを、自らのメゾンですべて手がけています。大規模なメゾンの場合、ブドウの栽培などは行わず、他の農家から購入したものを使ってシャンパーニュを造るところもありますが、フランク・ボンヴィルの場合は全て一貫して行っています。


8094.jpg


醸造責任者から説明を受けつつ、最後は同社の畑の前へバスで移動して試飲とランチに。最初から少々酔っ払ってしまいました。


8095.jpg

▲畑の前でピクニック形式でランチ


再びエペルネー市内に戻って、ここでランペリアル・ド・マリー・アントワネットのバスとはお別れ。次はエペルネー・シャンパーニュワイン地域考古学博物館 に行きました。


8096.jpg


ここではエペルネーとシャンパーニュ地方について、先史時代から現在までの歴史と文化が展示されています。この博物館を見学することで、エペルネーとシャンパーニュについて体系的に学べます。


80917.jpg

▲博物館には日本の甲冑もあり


同博物館は、エペルネー観光のハイライトである市内「シャンパーニュ通り」にあります。シャンパーニュ通りには同博物館の他に、世界的に有名なシャンパーニュのメゾンが軒を連ねています。そのため、次に訪れたのは、そのシャンパーニュ通りにあるメゾン「ドゥ・ヴノージュ 」です。


8097.jpg


このメゾンはとても華やかなシャンパーニュを造っていまして、メゾンの中も商品と負けず劣らず豪華。全てが美しいのですが、圧巻だったのがメゾンないにあるステンドグラスでした。


8098.jpg


ここは、敷地入口に同メゾンの商品を飲めるバー「レキュリ」があり、誰でも気軽にドゥ・ヴノージュのシャンパーニュを楽しむことができます。ショップも併設しボトルなども購入できます。


ドゥ・ヴノージュでの見学と試飲が終わった後は、別のシャンパーニュ・メゾンであるゴッセへ移動。2021年9月15日までエペルネーでは現代アートのイベントが行われており、市内各所にはアート作品の展示が点在しています。そのうちの一つがゴッセ の敷地内にあり、それを見に行きました。


8099.jpg

▲ゴッセのシャンパーニュと向こうにエペルネーの係留気球「ル・バルーン・デペルネー」


80912.jpg

▲展示されているアート作品


なお見学時は、アメリー・ノートンさん訪問とラジオ収録にご一緒(私は風景を見学のみ)させてもらいました。


80911.jpg

▲アート作品とアメリー・ノートンさん


さて、いろいろ巡っているとそろそろ夕方。日が暮れる前に、今度は市内シャルル・ド・ゴール広場にある係留気球「ル・バルーン・デペルネー 」へ。これに乗ると、上空150mからエペルネーの町を眺めることができます。今まで訪れた場所や、今後訪れる予定の場所などを、空から見ることができます。


80913.jpg

▲気球から見たエペルネー市内の景色


盛りだくさんだった1日の最後は、エペルネー市庁舎で開かれた夕食会へ行きました。


80914.jpg

▲エペルネー市庁舎


この夕食会では、エペルネーを代表するシャンパーニュ・メゾンの上位銘柄と、エペルネーを中心としたミシュラン星付きレストラン各店のシェフによる、料理とのペアリングが提供されます。エペルネー市長や、先ほどのアメリー・ノートンさんも参加されていました。


料理とともに出たシャンパーニュは、提供された順にフランク・ボンヴィル「グランクリュ ブラン・ド・ブラン 2014」「ドゥーツ キュヴェ・アムール 2009(マグナム)」「ボワゼル キュヴェ・ジョワイヨ・ド・フランス 2008」「ドゥ・ヴノージュ キュヴェ・ルイXV 2012」「ドン・ペリニヨン 2010」「ポル・ロジェ キュヴェ・ウィンストン・チャーチル 2008」「レア 2008」。とても良い体験になりました。


料理は一皿ずつ、別々のレストランのシェフが担当しています。


80915.jpg


80916.jpg


ディナーの最後には、シェフたちがゲストの前に出てご挨拶。


80918.jpg


食事も全て出て、夕食会がお開きとなったのは日付が変わる頃。取材した各施設の様子は、「地球の歩き方ニュース&レポート」などで公開しています。


シャンパーニュ生産地フランスのエペルネーで絶対チェックしたい特選ワイナリー3選
シャンパーニュの町エペルネーでノンアルコールでも楽しめるスポット3選


フランス関連の速報と今のフランスの様子はTwitter(@arukikataparis)から、フランス国内外の取材写真はInstagram(@shuzuiyukinobu)よりお知らせしています。『地球の歩き方』本誌およびフランス/パリ特派員ブログとあわせてチェック!

にほんブログ村 旅行ブログ フランス旅行へ

記事の商用利用を希望される際はコチラからお申し込みください。
カテゴリー イベント・行事・お祭り 夜遊び・クラブ・お酒 文化・芸術・美術 旅行・ツアー・ホテル 自然・風景 見所・観光・定番スポット
2021年8月 4日
« 前の記事「フランスから日本への渡航まとめ、検疫所ホテル隔離なしでの入国最新事情【2021年7月24日時点】」へ
»次の記事「名古屋とフランスの繋がり、過去にはシャンパーニュ産地ランスと姉妹提携も」 へ
パリ特派員 新着記事
ワクチン証明提出で待機10日に短縮、フランスから日本への入国最新レポート【2021年10月9日】
パリの最高級ホテル「ブリストル」の看板猫ファラオンが退職し後継に息子のソクラット
ジャン=ポール・エヴァンのクリスマスケーキ予約が開始、2021年テーマは「明日への希望を歌おう」
パリのプランタンにエッフェル塔展望できる新スポットがオープン、世界最大級のサステナビリティフロアも
さよなら紙の回数券、パリ地下鉄で紙の10枚綴りカルネ販売が順次終了しデジタル化
フランスで今も根強いグレンダイザー人気、パリ日本文化会館で特別展が開催中【~2021年10月30日】
ワクチン接種で陰性証明不要、日本からフランスへの入国レポート【2021年9月25日時点】
ワクチン接種証明提出で日本入国後の待機日数が14日間から10日間へ緩和【2021年10月1日〜】
1年前の同じ月に投稿された記事
パリの最高級ホテル「ル・ムーリス」が9月に再開、セドリック・グロレ氏の朝食やパティスリーの事前予約も
パリ市内の全域でマスク着用が義務化、隣国ベルギーはパリへの渡航を制限【新型コロナ】
コロナ禍の今夏フランスでオルレアンの人気高まる【パリから1時間】
パリ屋外でのマスク着用義務エリアが大幅拡大 2020年8月15日から【ウィズコロナ】
ルイ14世の宮廷音楽を家で楽しめる、本格古楽のデリバリー「おうちでバロック」【ウィズコロナの音楽】
今夏営業のエッフェル塔前のテラス「Taisho」 ミシュラン星付き山岸シェフの限定料理を食べてきた
屋外でのマスク着用義務化 パリ市内の一部公共空間で2020年8月10日から【ウィズコロナ】
日本からフランスへの渡航と入国の流れまとめ【ウィズコロナのパリ行き】

フランス ツアー最安値


2021/3/31更新

フランス 航空券情報


フランス旅行 旅スケジュール

旅行者の作る、新着!旅スケジュールをご紹介します。 ■フランスの旅行記・口コミ「旅スケ」へ

ヨーロッパ特派員ブログ一覧

アイスランド/レイキャヴィークアイルランド/ゴールウェイイギリス/イーリーイギリス/ウェルシュプールイギリス/エディンバライギリス/カーディフイギリス/ギルフォードイギリス/グラスゴーイギリス/ケンダルイギリス/ケンブリッジイギリス/コッツウォルズイギリス/ヒースローイギリス/ブリストルイギリス/ベルファストイギリス/ヨークイギリス/ロンドンイギリス/ロンドン2イギリス/ロンドン3イギリス/ロンドン4イタリア/アンコーナイタリア/アンドリアイタリア/シチリア島イタリア/ジェノバイタリア/トリノイタリア/ナポリイタリア/ナポリ2イタリア/ナポリ3イタリア/パルマイタリア/フィレンツェイタリア/ベネチアイタリア/ボローニャイタリア/ミラノイタリア/ミラノ2イタリア/ラ・スペツィアイタリア/ローマイタリア/ローマ2イタリア/ローマ3ウクライナ/オデッサエストニア/タリンエストニア/タルツオランダ/アイントホーフェンオランダ/アムステルダムオランダ/デルフトオランダ/デンボスオランダ/ライデンオーストリア/ウィーンオーストリア/ウィーン2オーストリア/チロルオーストリア/リンツキプロス/ニコシアギリシア/パロス島ギリシャ/アテネクロアチア/コルチュラ島クロアチア/ザグレブクロアチア/ドゥブロヴニクジョージア/トビリシスイス/アッペンツェルスイス/チューリヒスイス/ベルンスウェーデン/ストックホルムスペイン/イビサ島スペイン/バルセロナスペイン/バルセロナ2スペイン/バレンシアスペイン/バレンシア2スペイン/ビトリアスペイン/ビルバオスペイン/マドリッドスペイン/マドリッド2スペイン/レオンスロヴェニア/リュブリャナセルビア/ベオグラードチェコ/ブルノチェコ/プラハチェコ/プラハ2デンマーク/コペンハーゲンドイツ/ケルンドイツ/ケルン2ドイツ/シュタインバッハドイツ/デュイスブルクドイツ/デュッセルドルフドイツ/ハノーファードイツ/ハンブルクドイツ/フライブルクドイツ/フランクフルトドイツ/ブレーメンドイツ/ベルリンドイツ/ボンドイツ/ミュンヘンドイツ/ミュンヘン2ドイツ/ミンデンドイツ/ライプツィヒドイツ/レーゲンスブルクドイツ/ワイマールノルウェー/オスロノルウェー/オスロ2ノルウェー/オスロ3ノルウェー/ベルゲンハンガリー/ブダペストフィンランド/サヴォンリンナフィンランド/トゥルクフィンランド/ヘルシンキフィンランド/レヴィ・サーリセルカフランス/アヌシーフランス/アンボアーズフランス/カンヌフランス/コートダジュールフランス/ストラスブールフランス/トゥルコアンフランス/トゥールーズフランス/ナルボンヌフランス/パリフランス/パリ2フランス/パリ3フランス/ブールジュフランス/ボルドーフランス/マルセイユフランス/リヨンフランス/リヨン2フランス/レンヌブルガリア/ソフィアブルガリア/プレヴェンベルギー/アントワープベルギー/ゲントベルギー/ブリュッセルベルギー/ブリュッセル2ベルギー/ルーヴェンポルトガル/ポルトポルトガル/リスボンポーランド/カトビッツェマケドニア/スコピエマルタ/マルタ島モンテネグロ/ポドゴリツァヨーロッパ/バルカンラトヴィア/リーガルクセンブルク/ルクセンブルクルーマニア/ブカレストロシア/サンクトペテルブルグロシア/モスクワ

ヨーロッパにもどる

  • 特派員プロフィール
  • パリ特派員

    パリ特派員
    守隨 亨延
    ジャーナリスト。愛知県出身。ロンドンにて公共政策学修士を修めた後、日本でガイドブックおよび雑誌記者として活動する。2009年に渡仏。ANNパリ支局勤務を経て、現在は株式会社プレスイグレック代表。専門は日仏比較文化と社会、ツーリズム。取材経験はカンヌ国際映画祭、ユネスコをはじめ国際機関、パリ同時多発テロ事件、フランス大統領選など。欧州を中心に約60カ国800都市に渡航経験あり。フランス外務省発行記者証所持。フランス/パリの旬の話題を中心に更新していきます。お仕事などのお問い合わせは株式会社プレスイグレック、またはメールにて。
    Twitter
    Instagram DISQUS ID @arukikataparis

  • リーダーに登録

地球の歩き方Web特派員募集