番外編・南仏ニースから行けるおすすめの町

公開日 : 2020年09月13日
最終更新 :
筆者 : HIROMI

Bonjour こんにちは!

番外編の南仏シリーズ、今回はニースから行けるおすすめの町とスポットを簡単に紹介します! 電車・バスでも快適に訪れることができますよ。

今回私はニースからマントンというイタリア国境付近の町、モナコ、エズ村、そしてサントロペを訪れました。

マントン Menton

D3CC3EBD-C242-4589-873A-F6BDEE8FB3D8.jpeg

イタリアとフランスの国境にある、カラフルな町。

春先に行われる、20万トンものレモンを使った豪快なお祭りで、有名です。ショーやパレードを見に、たくさんの人が押し寄せます。

パリのパティスリーでも素材にこだわったお店では「マントンのレモン」使用、と記載してあります。

町並みがパステル調でかわいらしいため、写真を撮りにわざわざ訪れる人も。入り組んだ旧市街は迷子になるのも楽しいです。

気取らない海辺のリゾートといった雰囲気で、素朴ながら町をゆく人々の色遣いはやはり洗練されていました。

◇マントンへの行き方

ニースから電車TERで40分足らずで行くことができます。

☆SNCF公式ウェブサイトはこちらから☆

モナコ公国 Monaco

世界で2番目に小さな国、モナコ。

数々の映画に登場し、世界で最も裕福な人々が暮らす豪奢な国でもあります。

港にはところ狭しと豪勢なヨットが並び、高級車が行き交います。特にカジノ・モンテカルロの前は人気で、いつもたくさんの観光客がいます。

AC89F450-D0C7-489A-8EA8-67C7F692F46A.jpeg
691EB528-1A25-4789-8877-B7FD13C34D98.jpeg

夜間ライトアップされた様子はまさに映画のようです。

モナコのほとんどのカジノへは無料で入場することができますが、このモンテカルロはチャージ料がかかりますのでご注意ください。

なお、カジノは社交の場ですので、ドレスコードがあります(男性は襟付きのシャツ、ジーンズやサンダルは厳禁。女性はワンピースなど。あまりカジュアルな服装の場合、入場を断られてしまう可能性があります)。

思いきりおしゃれを楽しめる場所でもありますね。

85D69D20-2792-4CFE-98C4-35EAD52620C6.png

観光のための二階建てバスや公共バスでも通ることができます。ドライブされる際は制限速度は50kmですのでご注意ください。

◇モナコ公国への行き方

ニース市街から車で30分ほど。

ニース駅から電車TERで16〜25分。

なお番外編としてニース空港からヘリコプターで行くことも可能なようです(5〜10分程度の飛行)。

注)フランスから入国の場合、パスポートの提示は必要ありませんが、カジノへの入場の際に身分証明書の提示を求められますので携帯ください。

エズ村 Eze

92E0E42B-CFB6-4A90-8BB5-859937D70D99.jpeg

標高が450mほどあり、モナコやニースの町と紺碧の海を見渡せることから鷲ノ巣村とも呼ばれてきました。とても小さな町で、小道散歩が楽しいですが、足場がよくないため、歩きやすい靴でお出かけください。

27DA74F4-CCAC-4BE0-8A33-716868F07B60.jpeg

こちらにはミシュラン2つ星のレストランを備えたシャトー・シェーブル・ドール Le Château Chèvre D'or があります。

9F5FBA81-6649-4F9E-8A8C-8BF48997FA7F.jpeg

ランチの場合はテラス席レストランLes Remparts となります。

地中海を見ながらの食事は雰囲気抜群。

実際に食事をしたのでメニューについても紹介します。

レストランはイタリアンのため、前菜、パスタかリゾット、メイン(肉か魚)、デザートの順に書いてありますが、すべてを頼む必要はありません。以前紹介したように自分の体調に合わせて組み合わせて大丈夫ですのでご安心してください。

(過去の記事、レストランでの注文方法はこちら☆2020年1月23日の記事をご参照ください☆ https://m-tokuhain.arukikata.co.jp/paris3/2020/01/post_18.html

A6621CCF-E620-4DF4-9225-789CEE6055C9.jpeg

とろけるような味わいで、生肉が苦手でない方にはぜひ試していただきたいです。

BF799224-D91B-4A30-9D37-09BAD253FA66.jpeg

リゾットは塩加減もトリュフの香りも絶妙で、重たくありません。

こちらもおすすめです。

B356076E-2216-45F6-BD7D-5C9837859E42.jpeg

▲デザートのサントノレ、フランボワーズタルト、レモンの形を模したガトー。

デザート類は実際に見て選ぶことが可能です。

どれも発見のある料理でした。

ロケーション、サービスともにすばらしく、最高の食事になることと思います。

エズ村を訪問される際は検討ください。

☆予約はネットでできます(英語)

2つ星レストラン La Chèvre d'or シェーブル・ドールの公式ウェブサイトはこちら

カジュアルなテラスレストランLes Rampants の公式ウェブサイトはこちら

注)予約の際にはデポジット料がかかります。

注)見晴らしのいい一列目の席は予約の際には確約できません。

店内のメニュー、案内も英語での用意がありますので安心してください。

◇エズ村への行き方

ニースから電車TERで10分前後。

サン・トロペ Saint-Tropez

515492D8-9183-4DD8-8C49-41A50EE7C5DE.jpeg

1960年代、フランス人女優のブリジッド・バルドーの映画により、一躍人気の地に。それ以来小さな港町にはセレブリティが集まるようになりました。一方で透き通った美しい海と旧市街の赤煉瓦との対比が美しい、歴史を感じられる町並みでもあります。

94B38242-C106-4597-A2D7-B1D79B5C1B1E.png

▲この町の顔でもあるカフェ・セネキエSénéquieはいつも行列が絶えません。地球の歩き方本誌にも掲載されています。

またこの地ならではのデザート、タルト・トロペジエンヌLa Tarte Tropézienneもおすすめです。パリでも夏季に見かけるようになりましたが、やはり発祥の地で食したいですよね。私は食べ損ねてしまいました。

936839BE-9CC9-43EA-9CC3-E772BAA84597.jpeg

▲名だたるブランド店が軒を連ねる通りにはディオール・カフェが。

パリのシャンゼリゼ通りにあるミシュラン3つ星レストランPAVILLON LEDOYENのシェフ、ヤニック・アレノ氏監修のメニューがいただけます。

カフェの奥にはブティックも併設されておりディオールのエスプリが詰まったお店です。

B2DA0CBD-CFD8-4CCD-B1F5-8851F0001EC9.jpeg

■ディオール・カフェ Dior Des lices

・住所: 13 Rue François Sibilli, 83990 Saint-Tropez, France

・電話: +33 4 98 12 67 65

※公式ウェブサイトなし

◇サントロペへの行き方

ニースから電車TGVで1時間30分(St Raphael Valesculeで乗り換えあり)

フェリーで2時間30分でニース、1時間15分でカンヌへの移動もできます。

■Trans Côte d'Azur社

以上、ニースから行ける南仏(モナコ公国)のおすすめスポットでした!

フランスではトラブル、渋滞などで大幅な遅延もあるため、帰国当日の大距離移動は注意くださいね。

次回からはパリに戻ります。

それではまたà bientôt!

筆者

フランス特派員

HIROMI

2018年より在仏。フランスにて妊娠、出産を経て現在子育て中。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。