クロワッサン論争

公開日 : 2020年10月09日
最終更新 :
筆者 : HIROMI

Bonjour こんにちは!

10月に入り、めっきり秋らしくなってきたパリ。

昼間は日差しで暖かい日もありますが、それでも15度ほど。朝晩はコートにマフラーが欠かせません。

さて、パリジャンの朝ごはんといえば、皆さん何を思いつくでしょう?

最近ではシリアルを召し上がる方も多いようですが、クロワッサンやパン・オ・ショコラ、ショッソン・オ・ポムなどヴィエノワズリーと呼ばれる甘めのパン、それとコーヒーが定番です。

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普段は家で食べてから外に出ることが多いのですが、今日はクロワッサンを食べたい!と思って朝からパン屋さんに駆け込むこともあります。

時には目の前を通りかかり、焼きたての香りにつられ、お腹が減っていなくてもつい買ってしまうことも。

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フランスの代名詞とも言えるクロワッサンですが、実はフランス発祥ではありません。オーストリアのウィーンなのです。

三日月型はその町の形から生まれたとか。クロワッサン・オ・ブールcroissant au beurre はそのあとフランス流にアレンジされたものだとか。

どちらか1種類しか置いてないパン屋さんも多いですし、パティスリーによっては甘いプラリネを挟んだものも。パン屋さんによって個性があるのであちこち試すのは楽しいです。それにたいていひとつ€1ちょっとで買えてしまうのです。

フランスに来た当初、どこのパン屋さんで買ってもおいしくて、自分のナンバーワンクロワッサンを決めようとあちこちに足を延ばしていました。

両親が来た際に、せっかくだからおいしいクロワッサンを食べてもらおうと、毎朝あちこちで買ってはせっせとホテルまで届けに行きました。自分ひとりでは、朝ごはんのためだけに、これほどいろんなパン屋さんに行かなかったと思うのでいい機会でしたが、最終日にはもうクロワッサンはいいやと言われてしまったほど......パリジャンも毎日は食べないんだそうです。

そして私のクロワッサンランキングですが、実はまだ決まっていません。というのも、どこもおいしすぎるからです。また日によって焼きムラがあったり、確実にここが一番!となかなか言いにくいのも事実。

お気に入りのパン屋さんに行ったら今日のクロワッサンは焼き過ぎだと思うわ、と店員さんから告げられ、見てみるとたしかに焦げ気味なことも。

ホテルの朝食もすてきですが、パン屋さん開拓も楽しいですよ! 毎朝でなくとも、旅行中にぜひ一度パン屋さんでクロワッサンを試していただきたいです。その際の注文の仕方は「ボンジュー、アン クロワッソン、シルヴプレ」だけで大丈夫です。

ぜひお試しくださいね。

それではまたA bientôt!

筆者

フランス特派員

HIROMI

2018年より在仏。フランスにて妊娠、出産を経て現在子育て中。

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