日本とパルマの関係「秘められた日本・1800年代写真の傑作」展
今年はイタリアと日本の交易友好関係が始まって150年になります。イタリア国内でも様々な催しが行われています。
パルマでは3月5日から6月5日まで町の中心ガリバルディ広場にあるパラッツオ・デル・ゴベルナトーレにて、「秘められた日本・1800年代写真の傑作」展が行われ、1860年から1910年に撮影された古き良き時代の日本の写真が集められています。
パルマと日本の関係は、実はとても古くから続いていました。
パルマ公国の国王ロベルト・ボルボーネの弟、エンリコは、アジアに大変興味を持っていて、ポルトガルのミケーレ国王の娘、アデルゴンガ・ディ・ブラガンツァと結婚した後、夫婦で1887年から1889年まで日本を中心にアジアを旅したのだそうです。
プレゼンテーションでは、侍姿のこの写真がパルマ公国の国王の弟である事を証明するため、洋装のエンリコの顔と比較して見せていました。自分の住んでいる遠い国イタリア、しかもパルマに、昔1800年代に日本に訪れた人がいるというのは不思議な縁を感じました。
会場には能面、兜、着物なども展示されています。
イタリアで石造りの壮大な建物に展示される古い日本の写真を見るというのも興味深い物です。
パラッツォ・デル・ゴベルナトーレ
Piazza Gariba1di
2016年3月5日--6月5日
月曜日休み
火曜日ー金曜日10;00-18;00
土曜日、日曜日 10;00-20;00
(チケット売り場は1時間前に閉まります)
入場料金10ユーロ
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