パルマの田舎暮らし
イタリアでもグローバル化が進み、家族も核家族が多くなり、生活も変わって来ています。
昔の様に、一般家庭で豚を飼っていたり、狩りに行って自宅で獲物をさばいたりという事は今ではほとんどありません。
たまたま友人の紹介でパルマ郊外の友人宅では現在でも狩りをした獲物をさばいて、家では季節のものを食べ、1週間に2、3回は友人、近所の人たちを招いて10人越えのグループで食事をするという家庭があるというので、ちょっとパルマの田舎暮らしを覗かせてもらいました。
パルマから車で北に20分位のヴィコメロという町のある一軒家。
ご夫婦と95歳のおばあちゃんの3人で住んでいらっしゃいます。ここのおばあちゃん、この夏に脳溢血になったそうなのですが、現在では歩いたり、お食事の支度も自分でなさるという回復ぶり。田舎の空気と生活が長生き、健康の秘訣でしょうか、、、。
キッチンは
静かで、冬にはストーブの火も使ってお料理されるそうです。
このキッチンの扉を開けると、10人以上のお客様も入るテーブルがあります。
この日はご主人の猟の仲間たちがお食事に訪れました。
午前中の収穫は
さばいて、真空パックに入れて冷蔵して1年の間に使うのだそうです。
サラミももちろん自家製。
お昼には11人集まりました。
ボンバ・ディ・リーゾという鴨肉の入ったお米のお料理
イノシシの肉の煮込みとポレンタ(トウモロコシの粉を茹でて、膨らましたもの。肉の煮込みと一緒に頂きます。)
デザートにはカスタニャッチョという栗の粉の甘くないケーキを頂きました。
スーゴドゥーバというぶどう汁に小麦粉を入れて作ったプリン状のゼリーも。
全てパルマの田舎料理。素朴で、飾らない美味しさ。
お食事の後は
田舎生活満喫です。
田舎生活を体験。オーガナイズしています。
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