ドロミテの魅力

公開日 : 2017年08月18日
最終更新 :

こんにちは。

あっという間の2週間の休暇を終えて、猛暑のパルマから書いています。

毎年行くドロミテの山ですが、その魅力にどんどん惹きつけられています。

猛暑のパルマから逃れて、太陽は強いけれど、日陰に入るととっても快適。そして、汗をかく事なく歩き、小川には冷たい水が流れる、、、。

さて、ドロミテの中でも世界的に有名な、(世界でもっとも写真の被写体となっている山の一つ)tre cimeトレチーメ。

トレとはイタリア語で3。3つの山頂という意味です。

その魅力は、イタリア側からみる姿とオーストリア側から見る姿の違いとも言われています。

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オーストリアの方向からみた方が、3つの山というのがはっきりとわかりますね。

このトレ・チーメには麓の美しい湖、ミズリーナ湖から自動車、もしくはバスが出ています。

ミズリーナ湖

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写真の左側に見えるのがトレ・チーメです。標高1754mですから、かなり涼しいです。

ミズリーナ湖からさらにぐんぐん上がるとトレ・チーメに到着します。

バス、車の駐車場近くから、アウロンツォ小屋へ。そしてラヴァレード小屋、さらに歩き続けてロカテッリ小屋へ。rifugioリフージョというのが山小屋という意味なのですが、この3つの山小屋を回って、アウロンツォ小屋まで戻ると1周です。

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富士山に登るような感じで、子供から老人まで周っています。もちろん登山用の格好に、登山靴は必要です。

そして山のお天気は変わりやすいので、スエットのような上に羽織るものや、雨具もリュックには入れておきます。

こうやってしっかり歩いた1日の後には、美味しいご飯が待っています。

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上からカズンツェイという赤カブの入ったラビオリ、サーモンときのこのニョッキ、ハム、サラミ、チーズの盛り合わせ。

山のお料理は美味しく、たっぷりです。1人前を2人で分けるぐらいでちょうどいいかもしれません。

また別の日はサイグリング。コルティーナという街は観光地(避暑地)として日本でも知られてきていますね。インフォメーションセンターに情報はしっかり発信しています。コルティーナからドビアッコという街までサイクリング道があります。片道31kmと長いのですが、トレーニングしている人にはおすすめです。

レンタサイクルもあり、1日25ユーロから35ユーロくらいです。

サイクリングコースは沢山ありますが、オススメは、サン・カンディドという街からオーストリアのリンツまで43kmのコースは、比較的下り坂で、人気コースです。そしてリンツでレンタルサイクルを乗り捨てもしくはレンタサイクルごと電車に乗ってサン・カンディドまで戻るのです。子供を乗せるためのサイドカー付きの自転車までレンタルであります。そして最近流行りは、エレクトリック自転車。上り坂は電動で補助してくれるので楽なのだそうです。

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コルティーナのレンタサイクル。

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サン・カンディドのインフォメーション

街のインフォメーションは親切で、様々な情報があります。

山の家でのんびりもよし、スポーツもあり、そして観光も。

www.dolomiti.org

イベントなどの情報もあります。(英語、イタリア語、ドイツ語)

夏の間は、イタリア国鉄でもヴェネツィアからバスが出ているようです。

www.trenitalia.com/Freccialink/Cortina

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