タイ郵便局 re-BOX 使用済み段ボールと紙封筒を寄付して資源のリサイクル

公開日 : 2021年05月13日
最終更新 :
筆者 : Marina.

Hi、パタヤ―特派員Marina.です。


新型コロナウイルス感染症の拡大がなかなか収まらないタイ。
バンコクのふたつの刑務所で合計2835人もの陽性者が確認されたことが発表され、医療へのさらなる負担が懸念されています。


感染者が増え続けているタイですが、今回の陽性者数の増加は感染拡大を防止するための積極的大規模検査で見つかったもので、私が暮らすパタヤ―などの地方都市では少しずつ感染者数は減少傾向にあります。しかしながらあともう少しこの状況は続きそうなので濃赤ゾーンのエリアの人は特に外出を控え感染防止に努める必要がありそうです。


現在陽性者数の増加により医療従事者への負担とベット不足が心配される状況が続いていますが、タイ郵便局が行っている「reBOX」というドネーション活動を紹介します。

re-BOXは使用済み段ボール箱や紙封筒など資源をリサイクルすることを目的とした活動でコロナ禍においてはfield hospitalの段ボールベットや病院に必要な医療器具などにもリサイクル資源が使用されます。現在一般の人々に資源のリサイクルを呼びかけるため全国のタイ郵便局で寄付を受付けています。

タイ郵便局

【reBOX収集場所】
-Thailand POST タイ全国の郵便局(EMSポイントオフィス、集荷郵便局を除く)
-Thailand Environment Institute
-the Provincial Electricity Authority (本社)

【収集期間】
-2021年10月31日まで

【寄付対象品】
-各種紙製封筒・各種紙製段ボール

【問合わせ先】
-タイホットライン 1545

寄付する段ボールや封筒は郵便局に持参する前にそれぞれ折りたたみひとまとめに紐で縛ってから持ち込んでください。また寄付を検討している方はタイ郵便局のFacebook でre-BOXの活動が続々報告されているので参考にしてください。

タイに暮らす外国人である私たち日本人ができることは限られていますが、タイの人たちの負担を減らすためにも地球の環境を守るためにも個人個人ができることに協力していきたいですね。

いま第一に私たちにできることは自身が新型コロナに感染しない感染させないことで医療に負担をかけないことですが、今回のタイ郵便局のre-BOX活動も個人レベルで資源のリサイクル活動に協力できることです。

使用済みの段ボールや封筒を近くの郵便局へ持って行くだけなら、タイ語ができなくても英語ができなくても気軽に誰でも参加できそうです。封筒1枚2枚だと躊躇しがちですが小さなことの繰り返しと一人ひとりの行動の積み重ねが社会を作っています。ひとりにできる小さなことでも積み重なると大きな社会貢献につながるので少しでも自分にできることを協力していきましょう。

ただし現在はまだ緊急事態宣言中の新たな措置が取られている最中ですので無理に外出して寄付を促すものではありません。寄付の受付は10月31日までと長い期間行われますので急いで持って行く必要はありません。感染者数が減少し現在制限されている措置が解除されてから寄付することでも充分間に合います。私はこれからのんびり段ボールや封筒を集めてある程度まとまってから持っていこうかなと思っています。

引越しの荷解きが終わらず自宅にそのままになった段ボール箱、捨てるに捨てられず放置してしまった段ボールや封筒、皆さんもありませんか? 捨てるはずのものが寄付でリサイクル資源に生まれ変わります。

自宅に眠ってる段ボール箱があったらre-BOX活動に気軽に参加してみましょう。いまはまだ協力できるものがないなぁという方も頭の片隅においてもらいタイミングがきたら実行できるといいですね。また寄付に協力する際には自身が住むエリアの緊急事態宣言中の措置を確認した上で感染症対策に注意してから行うことを忘れずにお願いします。

現在タイは昨年2020年3月26日付のタイ王国全土を対象とした非常事態宣言の発令および本年5月31日までの同宣言の適用期間の延長を発表しています。現在も日本からタイへの渡航は難しい状況が続いています。渡航に関する情報は在東京タイ王国大使館のウェブサイトを確認してください。


まだまだ厳しい状況が続きますが、一人ひとりが感染症対策に協力して収束に向かうよう努力することが必要です。濃赤ゾーンに指定された地域では店内飲食が禁止され飲食業界をはじめ地域住民はたいへんな影響を受けています。私たちにいますぐできることはこれ以上感染拡大を増やさないための努力と協力をすることです。3密(密閉、密集、密接)の回避と外出時にはマスクの着用と手洗い消毒を励行し、感染しないさせない感染予防に努めましょう。
では、また。

筆者

旧ペナン特派員

Marina.

日本をはじめ海外多数の展覧会、美術館を中心にアート活動を行うジュエリー作家。

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