【新型コロナウイルス関連情報】マレーシア活動制限令フェーズ2の実施内容

公開日 : 2020年04月06日
最終更新 :
筆者 : Marina.

世界中で猛威をふるっている新型コロナウイルス。

2020年4月6日現在のマレーシア、ペナンの状況についてお知らせします。

2020年3月16日、マレーシア政府は2020年3月18日から3月31日までマレーシア全土に Movement Control Order(活動制限令)を発表しました。その後2020年3月25日にこの活動制限令の延長が発表され、活動制限令は2020年4月14日までとなりました。

マレーシアにおける、Movement Control Order(活動制限令)2020年3月18日から4月14日まで

4月1日から第2段階(フェーズ)の活動制限令が実施され、活動制限がさらに強化されました。

強化内容は以下です。

(1)日用必需品を取り扱っている店舗の営業時間が午前8時から午後8時まで

(2)持ち帰り(テイクアウト)サービスを行うレストランや屋台の営業時間が午前8時から午後8時まで

(3)公共交通機関の運行時間が午前6時から午前10時,午後5時から午後10時まで

(4)タクシー及びE-hailingサービスの運行時間が午前6時から午後10時まで

(5)食品や品物の宅配サービスの営業時間が午前8時から午後8時まで

(6)ガソリンスタンドなどの営業時間が午前8時から午後8時まで

(7)自家用車での移動については,1台につき1人のみ

(8)塀等で囲まれているか否かを問わず,私有地並びに公共の場でのレクリエーション及び社会活動(体操や運動など)の禁止

マレーシア政府による第2段階(フェーズ)の活動制限令の実施について

在ペナン日本国総領事館 令和2年4月3日掲載

4月6日現在、食料の買出しは午前8時から午後8時までと時間が限定され、公共交通機関の運行時間は限定的なものになっています。自家用車で移動する際の乗車人数は運転者1名のみになり、スーパーではレジ待ちの列にラインが引かれて social distance 、人と人との物理的距離を保つことが求められています。食料の買い出しは世帯で一人のみ、私有地での社会活動(運動や体操)も禁止されていますので、コンドミニアム内の敷地を散歩することも禁止です。ご注意ください。

【活動制限令に違反した場合の罰則】

活動制限令に違反した場合の罰則としては,1000.00リンギを越えない罰金または6か月を越えない期間の拘留,もしくはその両刑

70509_0111.jpgのサムネイル画像

【マレーシア国内の新型コロナウイルス状況】4月5日12時現在

●感染者数 - 3662名

●回復した人 - 1005名

●死亡者数 - 61名

出典;https://www.infosihat.gov.my/index.php/wabak-novel-coronavirus-atau-2019ncov#

4月5日現在、私が住むペナン州の感染者は101名、そのうち74名が回復しました。

■ペナン州新型コロナウイルス関連最新情報

■外務省海外安全渡航情報マレーシア

※4月6日現在、活動制限令中の外国人観光客および渡航者のマレーシアへの入国は禁止されています。

状況は日々変化していますので、マレーシアへの渡航を予定している人は日本政府による危険情報、感染症危険情報で最新情報を常にご確認ください。

活動制限令に関するQ&Aを在マレーシア日本国大使館が公開しています。ご確認ください。

■外務省 FAQ

- 【新型コロナウイルス】活動制限令に関するよくある質問と回答(FAQ)

■マレーシアから日本へ帰国する際の注意点

- 水際対策の抜本的強化に関するQ&A

マレーシア発のエアアジアは2020年3月28日から5月31日まで運行停止が決定しております。フライト延期、キャンセルが続出しておりますので運行状況は各航空会社で直接ご確認ください。

4月1日に第二段階フェーズ2に入ってから特に夜は静かになりました。

私が住んでいるペナンはほかの州に比べて感染者数を抑えられているエリアで、活動制限令が発令されてから約3週間が経ち少しずつ効果が出てきているように感じます。

日本は急激に感染者が増え続けている状況でこれから厳しい措置が取られることになりそうですが、一人ひとりが外出を控えることで2週間、3週間後には感染者数は減ります。外出を控えて自宅にいることで感染のリスクを減らすことができます。自身を感染から守ることは感染者を増やさないことに繋がり、そしてそれは医療崩壊を防ぐことに繋がります。少しの期間我慢をして外出を控えることで小さな社会貢献ができます。うがいや手洗い、消毒など自分でできることは率先して行い自分と大切な周りの人たちを守るために規律を守って過ごしましょう。

筆者

旧ペナン特派員

Marina.

日本をはじめ海外多数の展覧会、美術館を中心にアート活動を行うジュエリー作家。

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