クレヨンを並べたような可愛らしい町並み
ブルガリアはヨーロッパとアジアの境という面白い場所に位置しています。西欧とは人々の雰囲気や言語は違いますが、駅から中心地に向かう途中にたくさんのかわいいヨーロッパの建物に出会えます。こじんまりして、色とりどりでついカメラを向けたくなります。
たいてい1階はお店となっており、暖かい日は店主が各々の路面店の前に立っています。冬は大きな木々の葉が落ちているので、隠れていた建物が現れて、クレヨンが並んでいるようにきれいな配色が見えるようになりました。また上を見上げるとベランダに美しい鉄細工が施されていたり、
彫刻が付いていたりメリハリのある被写体となりそうです。夜になると明るい店内がよく見えるので、明暗のコントラストがより幻想的な情景を映し出します。
ただ一番気をつけるのは道の穴ぼこが多いので、よく足元を見たほうがいいようです。初めはよくつまずいてしまいます。また野犬が多いため大変驚きますが、おとなしいので特に怖い目に遭ったことはありません。地元民は犬が近づいてくると、よく追っ払っています。たまに物乞いの子供が「ストティンキ(ブルガリアの通貨)下さい」とお金を求めてくることがあります。そのとき「Няамам」ニャマム(持ってない)と言うといいでしょう。
中心街を離れると洒落た建物は減り、赤い屋根の一軒家が並び、ロマの手作り民家が並び、私の住んでいる旧共産圏風の団地がそびえたっています。高低さのある丘に立つ団地は迫力があります。外から見ると古く暗い雰囲気がしますが、中は各家庭によって改装され、きれいにしてあります。おそらく団地好きにはたまりません。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。