新鮮野菜で食欲がわく!旬の食材メガ盛り市場は量り売り
ブルガリアの大きな都市には、ПАЗАР(パザル)と書かれた市場があり、
地元の買い物客で賑わっています。新鮮な野菜や果物が山のように並び、
お店の人も愛想がよく、親切に声を掛けてくれるので、見ているだけでとても楽しいです。
春の早い時期は隣国ギリシャ産の苺が高く売られてますが、後にブルガリア産苺が安く売られ、
夏にはラズベリーが出回り、そのまま食べたり、ジャムにしたり、
お腹いっぱいフルーツ食べたいという夢も叶います。
写真の苺は1パックおよそ190円です。
プレヴェンのパザルは駅を出てまっすぐ進んで右手のほうにあります。
手前には様々な種類のはちみつと花が売られてます。
1キロ1.60лвとは大体117円なので、りんご5個で120円くらいです。バナナも欲しい分だけ買えます。
ところでバナナの産地は一番よく見かける順に、
エクアドル産
コートジボワール産
カメルーン産です。
カメルーン産はめったに見ないので、とても嬉しくなり産地シールを剥がしてとっておいてあります。
ブルガリアの南にはアフリカ大陸があるので、グレープフルーツが南アフリカ産であるなど、
農作物の輸入は日本とはまた違った産地から来るのですね。
小ぶりのりんごは1キロ1.20レヴァ(9個で約87円)なのでとても安いです。
ジュースやお菓子買うより、りんご買ったほうが安いので、野菜果物中心の生活になること
間違いないです。
たくさんの種類のカラフルなりんごはどれを買おうか迷います。
できれば全部試したいですね。
じゃがいも盛りです。このじゃがいもを見ると茹でたり、揚げたり大量に食べたくなります。
このように半分に切って、トマトやオレンジなど野菜の中身を見せてるお店も多々あります。
大体じゃがいも5個で65円です。
バルカン料理に欠かせないスパイス専門のお店です。
赤いものは赤パプリカ粉で、豆スープに代表されるように汁物に使われ、、
緑のものはチュブリツァでバジルのような独特の香りのあるスパイスです。
様々な料理に合い、彩どりと香り付けに万能で、トーストにふりかけて食べる人もいます。
盛れてます。
12月に見かけたキャベツの山です。こんなに大量に積み上げられたキャベツを初めて見ました。
あまりにも多いので笑みがこぼれてきたのですが、この見えない部分にもキャベツが詰まっていると思うと、
かなり多いですね。
キャベツは夏前に瓶詰めのピクルスにして、秋以降保存食として食べます。
各家庭でも作りますが、スーパーでも売ってます。
こちらは黒海沿岸都市、ヴァルナのパザルです。このような青い屋根のある一角が見えたら、
パザルはすぐそばです。
ヴァルナのパザルの入り口はここです。
土で汚れた車、崩れた歩道はブルガリアの日常ですが、おそらく慣れます。
本当においしそうに並んでいますね。
実際パザルに行くと、お腹が空いて野菜を生のまま食べたくなってしまうのです。
レタスはもちろん、じゃがいもや茄子まで食べたい。
野菜を見て食欲がわくなんて、ブルガリアのパザルの魅力だと思います。
空気や大地が違うのでしょうか、品種が違うのでしょうか。
おそらくパザルの雰囲気が客や胃袋を呼ぶのでしょう。
フルーツも視覚からおいしさが伝わります。
全部ミキサーに入れて、新鮮ジュースを飲み干したいという欲求も生まれます。
レタス盛りです。このみずみずしさは野菜のジャングルです。
緑の匂いが漂い、森の中にいるような感覚は
手当たり次第口に入れたいおいしさ溢れる新鮮さです。
レタス通りと心の中で呼んでいます。
パザルの回りでは、自家栽培の路上売りもいます。スカーフを頭に巻いたおばあさんたちは、
自分で育てた野菜や花に加え、家庭の味、手作り食材を売っています。
ただダンボールの上で新品の衣類を1~3レヴァで売っているのは、
どこかから盗んだ商品を売っているので警戒したほうがいいです
新品ジーンズ3лв(220円)ストッキングや帽子1лв(73円)はありえないです。
服には安くても10лв前後(730円)払ってください。
衝撃!にんじんフック
ヴァルナの中心地ウスペニエ・ボゴロディチュノ大聖堂(生神女就寝大聖堂、
Катедрален храм успение богородично)近く、
ネザヴィシモスト広場(Площад "Независимост")の小規模パザルでは
にんじんがダンボールに差してあり、ほうれんそうの入った袋が提げてありました。
(ブルガリアの袋は色つきが主流)
あまりにも面白いので、写真を撮らせてもらうように訪ねると、お店のおばさんに大いにウケて
隣や向かいのお店の人たちに「この人うちのにんじん撮るってよ!」と言い、周りの人と爆笑していました。
さらに向かいのお店の人に、うちのパンジーもいいよ、撮っていってと言われましたが、
普通のパンジーだなと思い、仕方なく写真を撮りました。後で見たら
パンジーの植木鉢がすべてヨーグルトのプラスチックの容器で、これもまた面白いなと思ったのでした。
今月のお題、スーパーマーケットと合わせてお勧めしたい、市場パザル。
是非いろいろな都市のパザルを訪れてみてください。
(4月お題"スーパーマーケット")
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。