マネしてみたいブルガリア独特のアニマルイラストたち
ブルガリアの商品に描かれるイラストは日本の絵柄とは少し違います。特にわかりやすいものをいくつか紹介します。
かわいい羊のイラストのカップです。大型スーパーカウフランド(Kaufland)で買いました。
この色使いあまり日本で見ません。黄色い羊毛に赤い耳と体のうずまき、点々の鼻、
緑のあたま!そしてこの表情すごくブルガリア人らしくて似ています。
このしっぽの描きかたも珍しいです。そしてブルガリア語で羊は「バアア」と鳴きます。
パジャマには天使と悪魔の羊が描かれています。
これはブルガリア製どころか、プレヴェン製衣類です。ブルガリアではメイド・イン・チャイナやメイド・イン・ブルガリアもありますが、隣国からメイド・イン・ターキーのトルコ製の衣類や商品も売られています。例えば私が買ったマニキュアはトルコ製でした。中国製の衣類は日本でも売られてそうなデザインや生地ですが、ブルガリアやトルコ製の服は何かデザインや生地感が違います。
こちらもプレヴェン製パジャマの猫です。
この口の描きかたが西洋らしいなと思います。
ザヨバヨというお菓子のキャラクターのうさぎです。
http://zayobayo.bg/en/home(英語、ブルガリア語)
左は白うさぎですが、うさぎは灰色か茶色系で描かれることが多いです。小学1年生の子の絵も灰色でうさぎを描きました。ちなみに太陽は黄色です。そして特徴的なものが前歯で、齧歯目(げっしもく)だと一目瞭然です。例えばあるフランスの方がうさぎのジェスチャーをするのに前歯でものをかじるしぐさをしたことがあるのですが、ブルガリアのイラストのうさぎも前歯は忘れません。
ロシアアニメの「ヌ・パガディ!」(Ну, погоди!)もブルガリアでも人気があり、この狼やうさぎの絵もどこか他に影響を与えていると思います。
https://www.youtube.com/watch?v=1K1j8CoOoks
「ヌ・パガディ!」 第一話 (1969)
子ども向けの絵本は特にお国柄が出やすいかもしれません。おもちゃ屋にはディズニー絵本もブルガリア語に翻訳されてたくさんありますが、自国の絵本は独特のタッチをしています。
アルファベットのキリル文字読み書き練習帳もあります。30文字覚えれば読めてしまいます。
こういう本を見て読んで、ブルガリアの子も言語を習得していくんだなと思いました。
ところで姪の家の冷蔵庫にはキリル文字のマグネットが貼ってあります。これも世界共通だと思いました。ただロシア語圏仕様のマグネットなのでёやэなどいくつかブルガリア語では使わない文字があります。後々ロシア語の勉強にはいいと思いますが、問題なのは「и」(イ)のマグネットが裏返って英語と同じN(エヌ)になってしまっているので、もちろん逆さにしても正しくなりません。知育おもちゃとしてこれは少し不良品でした。しかしこのマグネットは私にもつづりの確認に十分役立っています。楽しく文字を覚えると言う初心に戻らせてもらえました。
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