羊が舌鼓を打つおいしい道と大地に沈む夕日、新しい公園のお散歩【イスカル】
窓からみえる風景は日本では味わえない情景、窓枠の向こうの夏の日差し、イスカル村(Искър)で一泊しました。
まだ暑くならない朝の庭も雰囲気がいいです。
普段は出入り口の門は施錠してあります。
夕方19時頃家の前の道路を羊たちが帰って行きました。ここの羊はあまりに道草がおいしいためなかなか先へ進みません。羊飼いが立ち話しても余裕で草をはみます。その場を出発するとき羊飼いは羊のお尻を棒で突きながら進みました。
大地の向こうに日が沈んでいきました。寝室から見える景色がこれです。同じ太陽でも見る場所によって違って見えます。そもそも普段夕日が地面に隠れるまで見たことがありません。
今度は日没後の21時すぎに反対方向から別の羊の集団が帰って行きました。
丸々とした体にそれぞれ白茶黒と色がそろっています
翌朝プレヴェンへバスで戻ろうとすると、バス停の付近を自転車でやってきた小学3年生のパメラちゃんがこちらを眺め、外国人の私が珍しいため近づいてきました。そしてバスが来るまでの間、村の新しい公園を案内してもらいました。
小さな村にきれいな公園ができています。この村にはせいぜい5人程度しか子どもがいないにもかかわらず、真新しい公園と遊具ができていました。
古い村の生活を垣間見ると懐かしさではなく異国感ばかり味わいます。これが文化の違いで、自分が生まれ育った国から遠く離れていると実感します。それが日本でチェコ・オーストリアの物を扱うアンティークショップにチェコ人やブルガリア人数名を連れて行ったところ、ブルガリア人の友達でさえチェコの物に対して「この椅子おばあちゃんの家にある」とかオーナーが使い道のわからないものに対して「これは何か知ってる」と発言したり、中欧と東欧は地理だけでなく文化が近いのか共鳴しているように見えました。
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