豚のブタまみれ、汚い!おいしい!?豚小屋見学

公開日 : 2014年07月25日
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ヴァルナ(Варна)の家のななめ向かいのおうちでは広い庭にたくさんの小さな家畜を飼っています。羊やニワトリ、七面鳥やアヒルに鳩、猫や大型犬に小型犬がいます。その中でもある日豚小屋の中を見させてもらいました。豚は以外に遠吠えのような鳴き声で「プオォーー」と響くように鳴きます。それなのでその声を聞くたびに豚の声だと教えてもらうまでは何の音だとはわかりませんでした。

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豚はかわいくて好きという方もいるかもしれませんが、ここの豚はひどい悪臭と糞尿にまみれてとても近寄れません。まず靴を履いたまま小屋に入るためのスリッパを履き、後ろを向いて遠くで息を吸ってから中を覗いて見ます。汚れて真っ黒になった豚のつぶらな瞳が光ります。人が近づいてくると餌の時間だと思ってこちらに寄ってきました。幸い豚との間に柵が設けられているので触れられることはありません。

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餌を与えられたとたんに、我先にと豚はえさに詰め寄ります。さっきまで大人しく止まっていた豚たちは、小屋の中でえらい騒動を起こします。むさぼるように餌にありついた後、豚はあちこちで絶え間なく排泄しているのでひどい有様です。

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ここの家の奥さんがこの豚はすっごく汚いけど、すっごくおいしいと話していました。おいしいとはどういうことかというと、後日豚は肉を食べられて、皮だけになって干されていました。

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プレヴェンのアパートでも去年の12月ごろ、エレベーターに一緒になった上の階の住民が、浅いダンボール箱になんと首のない4本足が上になった肉の塊を2つ透明の袋に包んで入れて持って帰ってきていました。どうしても気になって質問すると、それは子豚2匹の胴体でした。アパートでたまたま一緒になった人が、足のついた小さい豚肉を持っているのを目の前で目撃するという貴重な体験ができました。冬のうちに村で豚を買い、大きい豚であればトラックの荷台に乗せて帰ってきて、凍らして少しづつ食べるとのことです。また直接は面識ない方ですが、庭で横たわった大きな豚を、バーナーで二人がかりで焼いているところを写真で見てびっくりしました。

豚、料理には欠かせません。

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