羊の我慢できない雨の日の朝
小雨の日に小型の家畜を飼うお庭に行くと、羊たちがまだ牧草地へ出発しておらず、檻の中でうずうずしながら待機していました。お腹を空かした羊は一刻も早く草を食べに外へ出かけたいようで、羊飼いの到着を今か今かとそわそわ落ち着かない様子で待っています。
そこへ羊飼いが近づいてきました。その証拠に遠くの方から向こうからやってくる羊たちの、首につけた鐘の音がカランカランと聞こえてきました。雨のために出発が朝9時から11時に遅れたものの、この日は無事外出できるとわかった羊の興奮はピークに達し、柵を開けたとたんに道路に向かって一匹ずつ、羊の全速力で庭を駆け抜けていきました。
その脇目もふらずに走っていく羊は可笑しくて、こんなに早く駆ける羊は初めて見ました。
夏の前に毛を刈って細くなった羊たちは群れに合流します。これで全員そろったので牧草地にめがけて歩き、夕方まで思い切り草をはんで過ごします。羊が目の前を通る時はずっと鐘の音がカランコランと鳴り響いて聞こえます。
やぎはやはり活発で、立ち上がって高いところの葉も食べます。
上り坂を通っていき、絶えず鳴り響いていた鐘の音もだんだんも聞こえなくなりました。
その後静かになった地面には、羊たちの足跡や糞がたくさん転がっています。羊の糞はうさぎみたいに小さくて丸い形状なのです。庭の中も動物たちが歩き回って実は地面の上は糞でいっぱいなので、帰って玄関に入る前に靴の裏を洗わないといけないですね。
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