ストブのピラミッド☆黄金に輝く山頂の突起物、自然の産物【ストブ】

公開日 : 2014年08月31日
最終更新 :
" src=

世界遺産リラの僧院からの帰り道、リラ村のそばのストブ(Стоб)ではストブのピラミッド(Стобски пирамиди)があるので立ち寄り、急な坂道を上りました。

" src=

山の上からは遠くの山に囲まれた大地とストブ村の絶景が見られます。緑の山や大地と赤い屋根の対比が最高に素晴らしく、ゆったりとした流れる時間の中に古い民家が並び、人々は今も生活を営み、太陽は重なるような山々の向こうに沈みドラマチックな情景に感動し息を呑みました。

そしてこの時私はずっとこういう景色が見たかったんだということがわかりました。まさに私が求めていた光景です。

特派員S1330059.jpg
" src=

今まで通ってきた一本道は山の頂上まで来ました。

" src=
特派員IMG_1001.jpg

山の頂上まで来ると遂にストブのピラミッドが姿を現しました。まず足元にオレンジ色に輝く急斜面が広大に広がっており、まるで鍾乳洞のような土の突起が表面にいくつも存在します。長い年月の中で自然の雨風によって削られて作られた自然の産物です。人口の三角の建物がある想像とは違いましたがこれがピラミッドです。

" src=
" src=
" src=

ピラミッドが見られる場所は二箇所あり、一つ目の地点からさらに急な坂を上ると、二個目のピラミッドが同じように柵の向こうに足元に見られました。

" src=
" src=
" src=
" src=
特派員S1330061.jpg
特派員S1330063.jpg

ふもとの村も日が暮れて、電気が灯っていきます。しかし草むらのそばで何か燃えていますが、野焼きです。美しい風景に見とれていると突然村の外で野焼きが始まっている光景は、まるで映画の中の不自然なCGを見ているように違和感があります。さらにプレヴェンでも終点に位置する最寄のバス停のそばの草むらで野焼きをしていて、それはもう大きな炎が轟々と燃えていて驚いたことを思い出しました。思いがけないところで燃えていると衝撃を受けます。

特派員1S1330063.jpg

二番目のピラミッドからさらに先にも道が続いていますが、柵がなく綱渡りのような細い道を歩かないといけないのでこれ以上進みませんでした。足を滑らしたらこのピラミッドの崖に転落する危険があります。日が暮れてきたので、ここからふもとの駐車場に向かって引き返しましたが、まだ何組かの人たちがピラミッドのある頂上へ坂を上っていくのとすれ違いました。暗い中の山登りは危険そうだと思いましたが、何度か足を運んでいるのかもしれません。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。