ストブのピラミッド☆黄金に輝く山頂の突起物、自然の産物【ストブ】
世界遺産リラの僧院からの帰り道、リラ村のそばのストブ(Стоб)ではストブのピラミッド(Стобски пирамиди)があるので立ち寄り、急な坂道を上りました。
山の上からは遠くの山に囲まれた大地とストブ村の絶景が見られます。緑の山や大地と赤い屋根の対比が最高に素晴らしく、ゆったりとした流れる時間の中に古い民家が並び、人々は今も生活を営み、太陽は重なるような山々の向こうに沈みドラマチックな情景に感動し息を呑みました。
そしてこの時私はずっとこういう景色が見たかったんだということがわかりました。まさに私が求めていた光景です。
今まで通ってきた一本道は山の頂上まで来ました。
山の頂上まで来ると遂にストブのピラミッドが姿を現しました。まず足元にオレンジ色に輝く急斜面が広大に広がっており、まるで鍾乳洞のような土の突起が表面にいくつも存在します。長い年月の中で自然の雨風によって削られて作られた自然の産物です。人口の三角の建物がある想像とは違いましたがこれがピラミッドです。
ピラミッドが見られる場所は二箇所あり、一つ目の地点からさらに急な坂を上ると、二個目のピラミッドが同じように柵の向こうに足元に見られました。
ふもとの村も日が暮れて、電気が灯っていきます。しかし草むらのそばで何か燃えていますが、野焼きです。美しい風景に見とれていると突然村の外で野焼きが始まっている光景は、まるで映画の中の不自然なCGを見ているように違和感があります。さらにプレヴェンでも終点に位置する最寄のバス停のそばの草むらで野焼きをしていて、それはもう大きな炎が轟々と燃えていて驚いたことを思い出しました。思いがけないところで燃えていると衝撃を受けます。
二番目のピラミッドからさらに先にも道が続いていますが、柵がなく綱渡りのような細い道を歩かないといけないのでこれ以上進みませんでした。足を滑らしたらこのピラミッドの崖に転落する危険があります。日が暮れてきたので、ここからふもとの駐車場に向かって引き返しましたが、まだ何組かの人たちがピラミッドのある頂上へ坂を上っていくのとすれ違いました。暗い中の山登りは危険そうだと思いましたが、何度か足を運んでいるのかもしれません。
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