赤く古き良きデザインのヴァルナ駅・トルコ式トイレも清潔【ヴァルナ】

公開日 : 2014年08月06日
最終更新 :
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カモメや鳩が飛び交う黒海のそばに建つヴァルナ(Варна)駅はプレヴェンから来た時と帰る時に毎回利用しています。

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Nの文字の上に白い鳩がいます。鳩の集団がいれば一匹は白い鳩や白混じりのものがいて、日本では街中で白い鳩は見たことなかったので見つけると嬉しくなります。

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乗車切符売り場はこのような様子になっています。売り場員とはガラス板で仕切られていますが、声を通す円い穴は外れてしまったのか、食品用ラップでふさがれています。プレヴェンではこの円形の穴がしっかりガラスをふさがれているので、ガラスを通してお互いまったく声が聞こえなく、切符を渡す手元だけが向こうとこちらの空間がつながっているので、慣れなければ筆談や指差しが一番通じやすいと思います。

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駅にポストはありません。駅に行けばポストはあるものかと思っていると結局なく、案内所に聞いてもどこにあるかわからないとの答えでした。首都のソフィア駅でも郵便局の看板を見つけたと思ったら、看板だけでずっと昔に閉鎖した様子で残念です。

しかし後に教わったところ、郵便局は駅の東にある2軒隣の薄黄色の建物の税関(митница Варна)にありました。

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売店でお菓子やペットボトルや雑誌が売られています。

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ヴァルナ駅のトイレです。これがトルコ式トイレで、洋式トイレ以外にたまに存在します。便器の中の黒っぽい色は塗装がはげているだけなので清潔で安心です。まったく匂いもしません。これから乗る列車の恐ろしいトイレに入る回数を減らすため、入っておいた方がいいかもしれません。何が恐ろしいかと言うと、各車両に設置された悪臭と壁や床の茶ばみと、水が流せない線路の見える「垂れ流しトイレ」の話です。まれに置いてある短く切られ畳まれた紙は汚そうで使えません。

ここは有料で0.50レヴァ(約35円)を窓口に払い、レシートと畳まれた1回分のトイレットペーパー

を受け取り中に入れます。使用した紙はゴミ箱に捨て、便器内をホースで水を流します。

この足置き場は便器の外側にあるタイプと内側にあるタイプがありますが、内側は確実に靴裏が汚れそうなので私は乗りません。ただ列車に乗るときは必ず扉の前の、トイレ前の汚れているであろう通路を通らないと座席に行けないので仕方ありません。

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トイレの話で締めくくるのがすっきりしないので、もう一度外観のデザインを眺めるとああ美しいなと心地よく気持ちを切り替えていただけると思います。旅行に行くのが楽しみになってきますね。

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