別荘にお泊り・暖炉や昔の生活道具のある海辺の家【バルチク】
私はブルガリアでホテルに泊まったことはありませんが、ホテル・バルカン(Хотел Балкан)なら昨年12月に、盲目の方のチェス大会を見学するために入ったことがあります。
ホテル・バルカン(Хотел Балкан)
住所:bulevard Ruse 82, 5800 Pleven, Bulgaria
そこでは国内各地の目の不自由な方たちがプレヴェンに集まり、チームごとにチェスで戦い、トーナメント形式で勝敗が決まっていきました。地元メディアも訪れて参加者にインタビューを行っていました。
参加者は食堂でお昼ご飯のチキンスープとパンを食べましたが、デザートのご飯スイーツを頂いたところ、デザート用の浅いグラスに入った固まった甘いご飯で、私はどうしてもご飯に砂糖が加わっているのが苦手でおいしく食べられませんでした。ところで星型パスタにも砂糖を加えるレシピがあって、私はそれも苦手でご飯もパスタも塩をかける先入観を取り払わねば、甘い砂糖味に慣れません。頑張ります。
ホテルではないですが海に面している町バルチク(Балчик)にある友人の両親の別荘に泊まらせてもらったことがあります。黒海沿いで斜面が多く、大きな壷が並んだ川の流れる広い植物園や、ルーマニア統治時代の王妃マリアの白亜の夏の離宮、バルチク宮殿まで別荘から歩いて行けます。
暖炉の上にはこの家庭で先祖が実際に使用していた、生活道具が趣味で飾られており、博物館のようになっていました。様々な模様のトロヤン焼きや水桶、暖炉で熱した炭を入れて使う、炭火アイロンや、小麦を刈り際に鎌から手を守る木製の指にはめる防具など農耕道具が飾られています。
暖炉で魚を焼いてもらって食べました。しかし日本人は魚をよく食べると思われているのか実際そうなのか、たまに出会った人が私に魚食べたいかと聞いたり、そこには魚が売っているという情報をくれたりしますが、私は別に魚を頻繁に食べなくても大丈夫で、魚を食べなくても禁断症状が出るわけでもないので、そのたびにうまく説明できたらいいなと思っています。
寝室は屋根裏のような2階に二部屋あります。入って右に曲がった所のおしゃれなタンスには毛布が入っています。
二階に上がる階段は外に付いています。
階段の下には夏用キッチンがあって、常に洗剤やハンドソープが備わっているのが様になっています。
庭は広くて斜面になっていて、中央右側が友人の別荘で、下の両端が夏の間に友達や知り合いに貸すための泊まれる小屋です。
キャベツ畑の奥にももう一軒小屋があります。
暖炉のあったそばの窓を外から見ると、壁が隣の家とつながっています。隣の家も別荘でこの日は誰もいませんでした。この周りには何軒か家は建っていますが、別荘ではなく普段から住んでいる人もいます。
一般家庭や民家に泊まれる機会があれば、是非お邪魔したいものです。
(9月お題"最近話題のホテル")
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。