壷焼き料理「ギュヴェチ」見た目も味も満足な・陶器トロヤン焼きの出番

公開日 : 2014年09月30日
最終更新 :
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首都ソフィアのアパートでホームパーティのように皆で集まったとき、ギュヴェチ(гювеч)を焼いてもらいました。波やうずまき模様が特徴のトロヤン焼きがついに実用的に使われるので、すごく楽しみでした。このギュヴェチの壷を持っている人が家からたくさん用意してきてくれましたが、一つは割れてしまっていましたが無事6人集まった全員分に壷はありました。この壷は思ったよりも小さくて丸みがあってどの柄もとても気に入っています。

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おしゃべりしながらゆっくり、にんじん、じゃがいも、たまねぎ、マッシュルームを小さく切り、ドライソーセージのルカンカ(луканка)を薄切りにし、最後に卵とチーズのシレネを入れました。このシレネはフェタチーズとしても知られている、白い木綿豆腐にそっくりな酸味のあるチーズです。プラスチックの容器の中の水に浸っているシレネを見るたびに、本当に豆腐にそっくりだと思いながら、手で砕いて料理に入れたり、サラダに乗せたりして食べています。初めは酸味の強さになかなか慣れなかったのが今はこの刺激がおいしいなとも思います。外国にはフェタチーズで知られると言ってもブルガリア人には異国の白チーズはまるで味が違うらしく、満足できなかったと聞きました。私が日本で手に入れたシレネはブルガリア人の友達がくれた、輸入食品売り場で買った

トルコ産の白チーズでした。

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全ての具材を壷の中に入れたら、水とオリーブオイルを注いで、いよいよオーブンの中に入れます。焼けたらうまく野菜や白チーズの味がいきわたり、ソーセージのスパイスもやわらいでおいしいです。最後に入れた卵も目玉焼きとなって現れ、小さな壷の中に満足な料理が出来上がっていて感動します。この日この友人宅に泊まり、翌朝の朝ごはんにも冷蔵庫からギュヴェチを取り出して食べました。

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