アンダンテカードでポルトの公共交通機関をフル活用!

公開日 : 2013年01月28日
最終更新 :
筆者 : ジェシカ

はじめまして!これより地球の歩き方ポルト特派員を務めさせていただきます、ジェシカです。

一人旅でポルトガルの魅力に触れ、今はポルトガル第2の都市、ポルトに留学しています。

世界遺産の歴史地区、ポートワインなどなど、見どころがコンパクトに詰まっているポルトから、ポルトガルの魅力を少しでもお伝えできたらいいなと思っています。よろしくお願いします!

ポルトは非常にコンパクトなまちで、観光名所は旧市街の徒歩圏内にまとまっています。

でも空港から中心部までの移動や、ホテルの場所によってはメトロを使わなければならないかもしれません。

では、アンダンテ・カードで公共交通機関を使ってみましょう!

アンダンテ・ツアー(1日券・3日券)もありますが、今回はチャージ式の、青色アンダンテを紹介します。

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このアンダンテ・カードは使い捨てではありません。

最初に買う時は、カード基本料金(€0.50)+ゾーン料金(z2:€1.15)=€1.55かかりますが、その後はゾーン料金をチャージするだけで使えます。

薄っぺらな紙のようですが、使用期限はないので、ぼろぼろになっても使えます!

アンダンテはTrindade(トリンダーデ)やCampanhã(カンパニャン)など大きめの駅にある窓口でも買えますが、

各駅にある券売機で簡単に買えます。

※窓口は常に地元の人々で混雑しているので、券売機の方をおすすめします

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まず駅にあるこの路線図で、自分が行きたい駅まではどのゾーンなのかをチェックします。

z2で市内のほとんどを移動できます。

券売機の右側に英語でも説明が書いてあります。わからなければ大きな駅ならば近くに係の人がいますし、

現地の人も教えてくれますよ。

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券売機はコチラ。

お札を受け付けないものもあるので、お札を使うときは最初にお札用を選んでくださいね。

画面横にボタンがあり、それを押して操作します。タッチパネルではないことにご注意!

これは私がチャージしたときの画面ですが...

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2回目からはアンダンテを差し込み口に入れて操作を開始します。

z2となっているのがおわかりいただけますか?

そのままz2でOKならば、右側のAcrescentar Títulosを選択。

空港に行くときなどゾーンが変わるときは、Mudar Tipo de Títuloを選択してゾーンを選んでください。

今回はそのままz2でチャージします。

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1回分、2回分、5回分、10回分とチャージできます。

アンダンテはメトロだけでなく、市バスや路面電車にも使えますから、乗る回数を計算してチャージしてくださいね。

もちろん、なくなったらまたチャージすればOKです!

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私は2回分買いました。

お金を入れると、Recibo(レシート)の表示が出るので、レシートが必要な方は選択。

しばらくすると、レシート(とお釣り)が出て、アンダンテを引きぬいてくださいと出ます。これで準備完了です!

ちなみに:

機械に「お釣りがないのでお札を入れないでください」と言われることがあります(お札を入れても戻ってきます)。

5ユーロ札ではまれですが、10ユーロ札ではしばしばこのお釣り切れに遭遇します。

チャージ前は小銭を用意しておく方がいいですね。

また、5セントなど小さい硬貨はなかなか機械に受け入れてもらえずに返ってきてしまいます。

そこにはポルト市民の裏ワザが!

壁にこするんです(笑)

ぜひ機会があったら見てみてください。

お金を入れるところの横には、硬貨をこすりつけた跡がたくさん残っているはずです...

私も入らないときはついやってしまいます。不思議と、入るんですよね!

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乗る前にこの機械の黒い●のところにピピッとするのをお忘れなく!

そう、背景からも分かると思いますが、ポルトのメトロに改札はありません。やろうと思えば無賃乗車もできますが、検札が回ってきたときにピピッとしていないとなると、罰金を請求されますので、忘れないようにしましょう。

バスも路面電車も、運転手の脇にこの機械があります。乗り込んだらすぐにピピッ!

緑のランプが点灯したらOK、赤ならばチャージが足りないか、乗り換えの時間切れか、機械の反応の悪さです(笑)

反応が悪いときには、もう一度、ピッ

公共交通機関を使いこなすのは難しいかもしれませんが、ポルト市民の「生活」を垣間見れちゃうかも?

ポルトのメトロやバスは非常に整えられていてきれいで、使いやすいです!挑戦してみてください。

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