ポルトガル国内移動にオススメなのは、長距離バス

公開日 : 2013年07月19日
最終更新 :
筆者 : ジェシカ

みなさんは鉄道の旅とバスの旅、どちらが好きですか?それともレンタカーの旅でしょうか?

国際免許証を持たない私にとって、ポルトガル旅行の際の移動手段は、必然的に電車かバスという公共交通機関になります。

Alfa PendularやICなど、電車も他のヨーロッパ諸国に比べて安価で便利なのですが、路線のバランスが悪く、田舎や内陸に行くのならばバスの方が断然便利。

それに有名で人気な町でも鉄道網がないところも多いんです。

例:ビーチで有名なナザレや、世界遺産の修道院で知られるアルコバサには、街にバスターミナルがひとつ。鉄道はありません。

ロカ岬もバスでのアクセスになります。

ポルトガルの長距離バス会社として有名なのが、Rede Expressos。

バスで移動したい、というときはまずはこのバス会社をチェックすると良いでしょう。

国内を網羅していますし、バスの座席が革張りだったりWi-Fiが使えたりとかなり快適です。

URL: http://www.rede-expressos.pt/

リスボンより北、コインブラより南の地域(ナザレ、アルコバサ、オビドスなど)を旅するときは、

Tejo社をチェック。

URL: http://www.rodotejo.pt/

バスのチケットはターミナルならば窓口で購入しますが、運転手から直接買うよう言われることもあります。

ローカルになればなるほど運転手からの購入機会が増えます。

また、Rede Expressosはクレジットカードがあればインターネットでの注文も可能です。

学割も効きますので、学生の方はどんどん利用してしまいましょう!

IMGP3204.JPG

参考;こちらがナザレからリスボンへ向かうバスの内部。

難点は、基点となるであろうリスボンとポルトのバスターミナルが少々複雑なこと。

あらかじめガイドブックで間違えないようにチェックしておきましょう。

特にリスボンはRede社がSete Rios(セテ・ヒオシュ)、Tejo社がCampo Grande(カンポ・グランデ)と分かれていますので要注意です。

ちなみにSete Riosの地下鉄の最寄りは、Jardim Zoológico(ジャルディン・ズーロジコ:動物園)。これも少々ややこしいですね!

ポルトはバターリャ広場のそばにターミナルがあるのですが、とてもわかりにくいのです。

バスに乗る際、降りる際は帰りのバスの時刻のチェックもお忘れなく。

バス停に時刻表がない場合もあるので、窓口であらかじめ時刻表をもらっておいたり、インフォメーションで聞いておくと良いと思います。

ポルトガルの長距離バスは鉄道と移動時間に大きな差もなく、鉄道よりも安価なところが多いのでオススメ。

国内移動の際は、長距離バスを上手に利用してくださいね。

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