ポルトガルのクリスマス菓子特集!

公開日 : 2017年12月30日
最終更新 :
筆者 : Yuka

みなさんこんにちは!ポルト特派員のYukaです。

先日のクリスマス、みなさんはどう過ごされましたか?

ここポルトガルでは、クリスマスは家族で過ごすとっても大事な日です。

クリスマスディナーと言えば七面鳥を想像するかもしれませんが、ポルトガルでは伝統的な干しダラの料理、「バカリャウ」を食べる家庭も多いです。

ポルトガルらしくて面白いですね。

またテーブルいっぱいに甘いものが並べられるのも、ポルトガルのクリスマスの特徴。

食べ切れないので次の日も食べることになり、クリスマスは太ってしまうんだそう。

日本のお正月みたいです。

という訳で今回は、たくさんあるポルトガルのクリスマス菓子の中から6つのお菓子を紹介したいと思います。

1.【ボーロ・ヘイ/Bolo Rei】

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ポルトガルのクリスマスを象徴するお菓子。

「王様のケーキ」という意味です。

クリスマスの時期になるとカフェでもスーパーでも至る所に売っています。

外側だけでなく中にもドライフルーツが入っていて、しっとりしているというよりはパサパサとしたケーキです。

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↑お菓子の材料屋にはボーロ・ヘイを作るためのドライフルーツも売っています。

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↑【ボーロ・ハイーニャ/Bolo Rainha】というケーキもあります。

「女王のケーキ」という意味です。

こちらは干しブドウやアーモンド、松の実、クルミなどのナッツが入ったケーキです。

写真のボーロ・ハイーニャには鶏卵素麺(ポルトガル語では、フィオシュ・デ・オヴォス/Fios de Ovos)がのっています。

2.【ハバナーダ/Rabanada】 

別名:【ファティ―ア・ドウラーダ/Fatia Dourada】

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ポルトガル版フレンチトースト。

牛乳、練乳、卵の液につけたフランスパンを油で揚げ、砂糖とシナモンをまぶしたお菓子です。

3.【ソーニョ/Sonho】

sonho.jpg

「ソーニョ」は「夢」という意味。

その名の通り中が空洞で、揚げパンのようなお菓子です。

外側には砂糖とシナモンがまぶされいてます。

4.【フィリョ―ス・デ・アボーボラ/Filhós de Abóbora】

filhodeabobora.jpg

かぼちゃを入れた生地を揚げて砂糖、シナモンをまぶしたお菓子。

「アボーボラ」が「かぼちゃ」という意味です。

こちらも揚げパンのようなお菓子です。

5.【アレトリーア/Aletria】

aletria.jpg

アレトリーアという極細のパスタを使ったお菓子。

麺を茹で砂糖やシナモンで味付けし、最後に卵を加えたお菓子です。

シナモンが上にかかっています。

麺のお菓子というとなんだが不思議な感じがします。

6.【パン・デ・ロー/Pão de Ló】

paodelo.jpg

カステラの起源となったと言われるパン・デ・ロー。

味はカステラそっくり!

中まで火が通っているものと、中が半熟のものがあります。

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このようなお菓子がたくさん食卓を彩るポルトガルのクリスマス。

本当に太ってしまいそうですね!

今回紹介したお菓子は、クリスマスの時期でなくてもカフェやレストランで見かけることも多いです。

ポルトガルにいらした際にはぜひ食べてみてください。

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