【ポルトガル料理レシピ】『バカリャウ・コン・ナタシュ』

公開日 : 2018年04月20日
最終更新 :
筆者 : Yuka

みなさんこんにちは、ポルト特派員のYukaです。

今回はポルトガルを代表する食材「バカリャウ/Bacalhau」のグラタン、『バカリャウ・コン・ナタシュ/Bacalhau com Natas』のレシピを紹介します。

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バカリャウとは塩漬けにした干しダラで、古くから保存食として重宝されてきたポルトガルの国民食です。

(バカリャウ料理を紹介した以前の記事はこちら。『ポルトガル料理の定番、バカリャウ料理7選!』

バカリャウを使った料理はたくさんありますが、今回紹介するのはバカリャウのグラタン。

レストランや家庭でも作られるバカリャウ料理の定番ですよ!

バカリャウは塩抜きが必要な乾燥した状態で売られているものと、塩抜き不要の冷凍された状態で売られているものがあります。

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↑冷凍バカリャウは塩抜きがされた状態なのですぐに使えて便利。

今回はバカリャウの塩抜きを行った状態から作り始めます。

【作り方】

*材料(4、5人前)

・バカリャウ:500g

・ジャガイモ:小10個

・オリーブ油:適量

・玉ねぎ:2個

・ニンニク:1欠片

・ローリエ:1枚

・チーズ:適量

<ベシャメルソース>

・バター:40g

・小麦粉:40g

・牛乳:250ml

・生クリーム:250ml

・レモン:1/2個

・ナツメグパウダー:適量

・塩コショウ:適量

1.塩抜きをしたバカリャウをお湯で5分程茹でる。

2.バカリャウをお湯から取り出し、骨を取り細く裂く。↓

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3.バカリャウの茹で汁は200ml程残しておく。

4.じゃがいもはサイコロ状に切って油で揚げ、塩を振る。↓

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5.鍋に火をつけオリーブ油をたっぷり引く。

6.薄切りにした玉ねぎ、みじん切りにしたにんにく、ローリエを加え炒める。↓

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7.十分に炒め玉ねぎが黄金色になってきたら、バカリャウを加え炒める。↓

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8.数分炒めたらローリエを取り出し、揚げたジャガイモを加え混ぜる。

9.火を止めグラタン皿に移す。↓

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<ベシャメルソース>

10.もう一つの鍋にバターを溶かし小麦粉を加え混ぜる。

11.だまにならないように残しておいたバカリャウのゆで汁を少しずつ加える。

12.牛乳を少しずつ加える。↓

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13.生クリームを少しずつ加える。

14.ふつふつしてきたら、塩・コショウ・ナツメグパウダーを入れる。

15.レモン汁を絞り、火を止める。↓

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16.すでに具材を載せたグラタン皿にベシャメルソースを2/3ほど入れてグラタン皿の中で混ぜる。

17.残りのソースを上にまんべんなくかける。↓

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18.チーズをたっぷりのせ、200度のオーブンで15~20分程焼く。

チーズに焼き目が付いたら完成!

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*ポイント

・ベシャメルソースにレモン汁をいれるとレモンの風味が効いて美味しくなるので忘れずに。

・焼き時間はチーズが溶けて焼き目が付けばよいので適宜調整してください。

・じゃがいもを揚げるのが面倒な場合は「バカリャウ・ア・ブラシュ(バカリャウの卵とじ)」に使われる極細のフライドポテトでも代用できます。↓

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バカリャウは日本では手に入りにくい食材なので、ポルトガルに来た際に買って帰るのをおすすめします。

このレシピを参考にポルトガルの味をご自宅で再現していただけたら嬉しいです。

以前の記事でポルトガル料理、「カルニ・デ・ポルコ・ア・アレンテジャーナ

」のレシピも紹介しているのでよかったら見てみてください。

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