カレル・チャペック
カレル・チャペックはマレー・スヴァトニョヴィツェという小さな町で生まれた、チェコの小説家です。
チャペックの本の中でいちばん好きなのは、“Kapsy povitky(ポケットシリーズ)”かな。
チェコのかっぱのお話、お医者さんのお話、お姫様と猫のお話、郵便局の夜のお話・・・など、いろいろおもしろいお話がひとつの本に書かれているよ。
その中でも私が好きなのは“Kocka a princezna(お姫様と猫)”というお話だよ。
内容は・・・
“ある小さな町のお姫様が階段に座ってないていました。泣き止まないので王様は困って100人のお医者さんなどをよびました。でもお姫様は泣き続けました。
そのときあるおばあさんが泣いているお姫様をみて、近寄ってきました。おばあさんは自分のいちばん大事なものをあげるから泣かないで。それは宝石より美しいものだよ、といいました。お姫様は泣き止み、静かにおばあさんの話を聴いていました。おばあさんはいいました。
「それは宝石のような目をしていて、20本の刃物を持って、大きな耳があって、炭のように黒いのだよ。」
といったときにお姫様はどんな化け物なんだろうと思いました。宝石より美しいのかと思いました。おばあさんは持ってくるといいました。おばあさんがおしろに持ってきたのはただの黒猫でした。でもおばあさんのいうとうり宝石のような目をしていて、20本の鋭い刃物(爪)を持っていました。
お姫様は喜びました。でもおばあさんはただではあげないといいました。そして王様は帽子いっぱいに金をいれて返しました。しかし猫は・・・”
って感じなお話だよ。
チャペックはこれだけじゃなく、いろいろな人たち、人生なども書いてるよ。
チャペックの生まれた家だけじゃなく、チャペック通り、チャペックが住んだ家などたくさんあるよ。チャペックはいっぱい引越ししたのかなぁ・・・。
(妹ボベック)
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