カレル・チャペック

公開日 : 2009年07月09日
最終更新 :

カレル・チャペックはマレー・スヴァトニョヴィツェという小さな町で生まれた、チェコの小説家です。

チャペックの本の中でいちばん好きなのは、“Kapsy povitky(ポケットシリーズ)”かな。

チェコのかっぱのお話、お医者さんのお話、お姫様と猫のお話、郵便局の夜のお話・・・など、いろいろおもしろいお話がひとつの本に書かれているよ。

その中でも私が好きなのは“Kocka a princezna(お姫様と猫)”というお話だよ。

内容は・・・

%83J%83%8C%83%8B%81E%83%60%83%83%83y%83b%83N.jpg

“ある小さな町のお姫様が階段に座ってないていました。泣き止まないので王様は困って100人のお医者さんなどをよびました。でもお姫様は泣き続けました。

そのときあるおばあさんが泣いているお姫様をみて、近寄ってきました。おばあさんは自分のいちばん大事なものをあげるから泣かないで。それは宝石より美しいものだよ、といいました。お姫様は泣き止み、静かにおばあさんの話を聴いていました。おばあさんはいいました。

「それは宝石のような目をしていて、20本の刃物を持って、大きな耳があって、炭のように黒いのだよ。」

といったときにお姫様はどんな化け物なんだろうと思いました。宝石より美しいのかと思いました。おばあさんは持ってくるといいました。おばあさんがおしろに持ってきたのはただの黒猫でした。でもおばあさんのいうとうり宝石のような目をしていて、20本の鋭い刃物(爪)を持っていました。

お姫様は喜びました。でもおばあさんはただではあげないといいました。そして王様は帽子いっぱいに金をいれて返しました。しかし猫は・・・”

って感じなお話だよ。

チャペックはこれだけじゃなく、いろいろな人たち、人生なども書いてるよ。

チャペックの生まれた家だけじゃなく、チャペック通り、チャペックが住んだ家などたくさんあるよ。チャペックはいっぱい引越ししたのかなぁ・・・。

(妹ボベック)

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。