レストラン・ファーストフード・カフェ
人間、やはり美味しいものなくしては、旅行は楽しめません。
レーゲンスブルクでは、一体どんなものが食べられるのかな、というあなたの疑問に答えましょう。
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まず、レストランですが、バイエルン料理のお店は、一度は行っておきたいものです。これは、どこのお店でも当たり外れはないので、立地条件で選べばいいと思います。
例えば、シュタットアムホーフ(ドナウ川より北にある地区)であれば、シュピタール(Spital)、大聖堂の近くであれば、ビショッフホーフ(Bishofhof)という感じです。
お肉が食べたければ、お勧めはシュヴァイネ・ブラーテン。典型的なバイエルンの豚肉料理で、レストランの評価をする本では、シュヴァイネ・ブラーテン・インデックスという、つまり、この料理の値段や味を比較するくらい、どこに行っても食べられる、大切な郷土料理なのです。
これが、シュヴァイネ・ブラーテンです。この写真は、旧市街の東側にあるレストラン「ブランデル・ブロイ(Brandl Bräu)で撮影しました。
店内は、こんな感じです。
朝食は、ホテルで済ませることが多いでしょうが、もし、レストランで、遅めの朝食、または早めの昼食をとることとなれば、お勧めは白ソーセージです。バイエルンはバイエルンでも、南半分の地区で食べられるメニューです。
白ソーセージには12時の鐘を聞かせるな、と言われるほど、新鮮さが命の白ソーセージ。今でこそ冷蔵庫がありますが、基本的には午前中に食べるべきメニューです。
ドイツ滞在が長びくと、違った料理にも挑戦したくなります。イタリア料理やギリシア料理、アジアでは、インド料理、タイ料理などがあります。
レストランでは、ゆっくりと贅沢に食事が出来る一方で、旅行者にとっては、お金の払い方が少し難しいです。
食事が終わってから、対応してくれたウエイトレスが通りかかる時に、支払いたい旨を伝えます。何を食べたかを告げて、料金に10%程度のチップを上乗せして支払います。
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時間がない時などには、やはりファーストフードが便利です。
お勧めは、ソーセージかケバブ。
ソーセージであれば、ドナウの川にかかる石橋のたもとにある、世界最古のソーセージ屋さんはいかがですか。
パンにソーセージ2本とサワークラウト、甘いマスタードが添えられたものが、2.80ユーロ。
テイクアウトの場合は、ここで注文をします。天気のいい日は、入口前に長い列が出来ているかもしれません。
でも、これでは満腹感を感じられない、ということであれば、ボリュームたっぷりのケバブ。塊肉を回転させながら焼きいたものをそぎ切りにし、たくさんの野菜と一緒にパンに挟めたもの。日本では、ドネル・ケバブと呼ばれるものですが、ドイツでは、ドゥナー(Doener)と言います。何軒もお店はありますが、お勧めは、ハイド広場(Haidplatz)のロカンティーナ(Lokantina)。4ユーロでお腹いっぱいになります。
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レーゲンスブルクは、観光都市であると同時に、学生都市でもあります。人口比で見ると、ドイツの中でも最もレストランやカフェの割合が多いとも言われています。
歴史のあるカフェもあれば、美味しいカプチーノを入れるお店、美味しいケーキで有名なお店と色々あります。
歴史あるカフェ、といえば、お勧めは二つ。
一つ目はドイツ最古の喫茶店、カフェ・プリンセスです。帝国議会の最中1686年にオープンしたお店で、旧市庁舎の向かいにあります。
一階に並ぶ美味しそうなチョコレートやケーキを注文します。2階が喫茶店となっているのですが、気候の良い時はもちろんテラス席もオーケーです。店内で食べる旨を伝えておけば、後でお茶とともにスイーツも運ばれて来ます。高級なチョコレートは、一口で口に入れてしまわないで、一度内部の細かな作りも、是非目で味わってください。
もう一つは、ゴールデネス・クロイツ(Goldenes Kreuz)というハイド広場(Haidplatz)にあるホテルの1階です。
↑ゴールデネス・クロイツのケーキ
写真のケーキは、普通の茶色いスポンジケーキですが、中に挟まれたクリームがしっとりしていて、絶妙な味わい。ああ、思い出しただけでも、よだれが出てきそうです。
美味しいカプチーノが飲めるお店は、意外とあちこちにあるのですが、ポイントは、カウンターの影に、大きなエスプレッソマシーンがあること。バリスタと呼ばれるエスプレッソやカプチーノを入れる専門技術を持った人が入れたカプチーノと、全自動の機械任せのカプチーノでは、もちろん味は雲泥の差です。
ケーキが美味しいお店としては、上で紹介したゴールデネス・クロイツの他、シュタットアムホーフ(ドナウ川より北にある地区)、メインストリートの北の端にある、クーヘンバー(Kuchenbar)も大人気。ただし、こちらは、月、火は閉まっています。
毎日新鮮手作りケーキのイメージに合わせて、お皿も選んでいるようです。狭い店内ですが、食べている間にも、テイクアウトをするお客さんでも賑わっています。
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