三位一体教会

公開日 : 2017年10月23日
最終更新 :

今日から寒くなるという予報であったのですが、3時頃から太陽が出てきました。

こんな時、街中で自由時間があればオススメなのが、教会の塔に登って、街を見下ろすこと。

(注意:3月最後の週末から、10月最後の週末までの午後、塔に登ることができます。料金は一人2ユーロ)

1523年頃からレーゲンスブルクには、プロテスタントの考え方が浸透し、その後、ヨーロッパ各地で魔女狩りが行われるようになると、お金のあるプロテスタントがこの街に集まってくるようになりました。最初は、ノイプファー広場にある、ノイプファー教会を、プロテスタントの人に貸し出して、90年間ミサを行なっていたのですが、三十年戦争の最中、新築プロテスタントの教会として、この三位一体教会が造られたのです。

南ドイツにあるプロテスタントの教会で、一番最初に新築で造られたものとして知られています(普通は、カトリックの教会を、改築する形で、プロテスタントの教会とした)。

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この教会は、初期バロックの時代のものですが、後期ゴシックの造りを混じらせることにより、いかにも昔から建っていたように見せかけることを狙って造られました。

二つの塔を持つのですが、そのうち、南側の塔は、戦争の為に、完成することができませんでした。完成した北側の塔を利用して、街を上から眺めることができるスポットとして親しまれています。

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教会の内部にある椅子は、オリジナルのもの。

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パイプオルガンは、18世紀のもの。但し、核となる部分は、19世紀のものと交換されています。2018年中には、ヨハン・セバスチャン・バッハの生誕333周年を記念して、新しいパイプオルガンとなる予定です。

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教会の奥には、お墓があります。17/18世紀のヨーロッパ各地から集まった、お金持ちのプロテスタントのお墓です。

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