バイエルンの森で1日を過ごしました

公開日 : 2017年12月30日
最終更新 :

バイエルンの森までは、レーゲンスブルクからは車で1時間ほど。

今日はお客さんがいたので、ちょっとした遠足を兼ねて、楽しんで参りました。

行き先はスキーリゾートとして有名なエンゲルマーの近く、ワールドキプフェルベーグです。

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こちらが、入り口。野外にあるテーマパークのようなものを想像していましたが、ドイツ語で、色々なクイズが掲げられています。私は誰でしょう?形式で、いくつかヒントが掲げられており、どんな野生動物がそこに隠れているのか、または、一つの動物について、物知り博士となりそうな三択の問題があったり、野生動物や森に投げ捨てられるゴミが何年かかって自然に解け込むかなどのクイズ形式で色々学習できるような環境になっていて、家族でゆっくりと勉強するには最高の場所のようです。野鳥の鳴き声やどんな姿かを見ることもでき、または錯覚に関する色々な体験が出来る面白い場所でした。

ここは、車椅子でも訪れることのできる、バリアフリーの観光地。80代の義母も一緒に、ゆったりと楽しむことが出来ました。

自然に生える針葉樹を見たり、野鳥の声を聞いてみたりする、自然体験コース。地上30mまでの散策コースがあり、季節を問わず楽しめる場所のようです。出かけるまでは、正直あまり期待していませんでしたが、これがかなり面白い。

大人7.50ユーロ。家族だと20ユーロの料金を払って、テーマパークのような所に入ります。そこには、クリスマス前の時期にはクリスマスマーケットが、それが終わっても、12月30日までは、冬のマーケットがあり、クリスマス時期を逃した観光客でも、クリスマスマーケットの体験が出来る、ということなのです。

雰囲気は、地方のクリスマスマーケット。でも、十分楽しめる、または、それ以上に楽しめるお勧めスポット。

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ここは雪深いリゾート地。スキー場やそりすべりの場所がたくさんある中、

体験学習の場所として公開された場所。焼きソーセージを挟んだパンや、美味しいワッフルなどのデザート。フリューワインを始めとした温かい飲み物。それだけではなく、視覚的に面白い体験がたくさん出来るのです。

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あちこちに設けられたボードには、一つ一つじっくりみていくと実に面白い体験が隠されています。

例えば、こちらの写真の中央の絵では、頭蓋骨のように見えるものの、女性が鏡を覗いた図が隠されているのです。

右側の絵は、鹿が二匹隠れています。手前の小さな鹿と、奥の枝のように見えるながらも鹿のモチーフとなったもの。目をこらすと面白いものが現れてくるのです。

ドイツ語が出来ないと分からない内容が多いのですが、行く前にバカにしていた私は、すっかり虜になってしまいました。

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衝撃的なこの絵をご覧ください。約20年前にスイス人が描いたものだそうですが、これは、イルカの集団の絵なのです。よく見て見ると、本当にイルカだらけ。とっても良く出来ていますよね。とにかく、色々な目の錯覚を楽しむものがこうやってあちらこちらに掲示されているのです。

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締めくくり、一通り周った後のクライマックスは、逆立ちした家です。

これこそ、くだらないと、正直思っておりました。外から見るのはそのままでオッケーですが、内部を見学するには、2ユーロコインを投函して入るシステム。そこまですることもないな、と思いつつ、仕方なしに入って見ると、これが、最高の体験となりました。

床も水平ではなく、家の造りも、目の錯覚を楽しませる構造。

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この部屋は、床の模様がひし形で、歪んでおり、遠近法がさりげなく使われています。だから、部屋の右側に立つのと左側に立つのでは大違い。おもしろい写真が撮影できるのです。写真で見るだけでも面白いのですが、実際その部屋に足を踏み入れて見るだけでも面白い。床はもちろん水平ではないので、この家に入った瞬間に、四次元の世界に来たような面白い感覚に見舞われるのです。

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