ビールを飲みたい人のために

公開日 : 2018年02月11日
最終更新 :

さて、ドイツと言えば、ビール。

沢山飲めないけれども、せっかくのドイツ。出来るだけ沢山の種類のビールに出会いたい。

そう思う人もいることでしょう。

今日は、これをテーマに、街へ出て見ました。

最初に向かったのは、私がレーゲンスブルクで一番お勧めするシュピタールの醸造所。

ドイツ最古の石橋を渡りきった反対側にあります。

メニューにはないのですが、なんと、小さいビールも飲めることが分かりました。

ヘレスと黒ビールは0.25l、白ビールは0.3lです。これならちょうど良い分量です。

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比較対象がないので、どれくらいの大きさのビールか分からなくて、ごめんなさい。

普通は0.5lで、ピルスと呼ばれる種類のビールは、バイエルンでは0.33lです。

私は、さすがに白ビールだけ頂きましたが、背景にあるビールは、左からヘレス、白ビール、黒ビールです。もし、あなたがこの三種類を合わせて注文したとしたら、お勧めの飲む順番は、この左から右への順番の通りです。理由は、ヘレスの方がホップの癖が少なく、白ビールの味を邪魔しないこと、そして、黒ビールは下に独特の味が残るので、何のビールに対しても一番最後に飲むのがお勧めだそうです。これは親切なウエイトレスさんが、聞きもしないのに、アドバイスをくれました。

合わせて頂いたのは、シュヴァイネブラーテン。最近、私の調査中の料理です。

これは典型的なバイエルン料理。

この良いところは、ドイツのレストランでの分量は、日本人の胃腸には少し多すぎなのですが、

小さめでお願いします、と注文することが出来るのです。大概のレストランでは、正規の値段の2ユーロ引きで食べられます。私は大食いな人ですが、小さめ分量で十分。それで足りないと思ったことはまずありません。男性でも、多分特に分量的には問題ないと思います。

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はい、もう少しここの料理についてコメントです。

付け合わせはクラウト・サラダ。クラウトとは、キャベツのことです。太めに切られていますが、味がしっかり染み込んでいて、抵抗ありません。美味しいです。合格。

ジャガイモのクヌーデルが豚肉に添えてありますが、こちらも、センメル・ブルーゼル、つまり、細かいパン粉状のものをバターで煎ったものがかけてあり、食感が良く、二重丸。

ソースは甘めの仕上がりです。豚肉の皮に切り込みがなく、ナイフで切りにくいですが、味は丸。お肉そのものは、少し脂肪分が少なく、乾燥ぎみで、私の好みからいくと、「もう一歩で賞」。でも、こちらは好みの問題だと思います。分量は合格です。

さて、次のお店へ行って見ましょう。

大聖堂の近くのビショッフホーフでは、民族衣装を着たウエイトレスさんがもてなしてくれます。

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2017年の12月にも、ここについては紹介しています。黒ビールは、有名なヴェルテンブルク修道院のものが飲めます。過去記事は、こちらからどうぞ。

まだまだ飲み足らなければ、どうぞこちらへ。

ヴァイスブラウ・ハウスというお店です。旧市街の中央にあるノイプファー広場からほど近い場所にあります。

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繁盛しているお店ではありますが、さすがはお昼2時を過ぎてからの入店だったので、お客さんはまばらでした。茶色っぽい薄暗い感じの店内ですが、それが良い味を醸し出しています。店内にあるビールの釜が、美味しいビールを予感させるお店です。実際に、ここでビールが醸造されているのです。

ここのビールは、一般に流通しているものではなく、「レーゲンスブルクの醸造所」を語る上ではカウントされません。

ここでは、0.1lのビールが1.20ユーロで飲むことができます。

白ビール、濃い白ビール、ヘレス、黒ビールと4種類のセットで、この小さいビールを飲み比べることもできますが、この場合、残念ながら全ての種類のビールが白ビールグラスで提供されます。

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ピントが合っていないので、小さな写真で失礼します。

今日は3軒でおしまい。それでは、また別の機会に、他のビールもご紹介したいと思います。

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