大聖堂で探してみよう! その1

公開日 : 2018年03月06日
最終更新 :

レーゲンスブルクの観光スポットで欠かせないものの一つは、大聖堂。

旧市街は戦争の被害をほぼ受けていないので、古い建物が本当にたくさん残っているのですが、この大聖堂で是非探して欲しいものがあります。

IMG_1105.jpg

私達が知っている大聖堂のイメージと違います。(えっと、知っている人は知っているイメージ・・・)

レーゲンスブルクの大聖堂は、ゴシックの建物です。ステンドグラスをふんだんに使ったものです。

IMG_3361.jpg

↑大聖堂南側

IMG_3387.jpg

↑大聖堂西側

はい、以上の二枚の写真が、レーゲンスブルクの大聖堂のイメージにぴったりしたものだと思います。

でも、先ほどの写真の塔は、のっぺりとした塔ですね。しかも、ステンドグラスどころか、小さな窓があるだけ。

それは、現在の大聖堂の前身である、ロマネスク様式の大聖堂の一部分が生き残っているからなのです。直訳すると、ロバの塔という名前がついています。

ロマネスクの大聖堂が1272年火災にあったのをきっかけに、翌1273年から建設が始まったのが、今あるゴシックの大聖堂なのです。しかし、木製の滑車を既存の(ロマネスクの)塔の上に設置することによって、石材を上に持ち上げることができたのです。それが今でも残っている。そんな歴史を少し知っていれば、大聖堂の見学もまた一つ生き生きとしてきますね。

さて、このロバの塔、見つかりますか?

難しければ、ヒントは次の写真です。

IMG_1108.jpg

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。