高速道路が週末通行止になりました
レーゲンスブルクには、高速道路(アウトバーン)が二本走っています。A3とA93と言うのですが、その前者は、土曜日の夜8時半から日曜日の12時45分まで完璧に通行止め。その理由は、新しく橋を建設するに当たって、5本の橋桁を取り付ける作業があったからです。
近くには、スウェーデンを本拠地に置く、大型の家具屋IKEAが夜8時まで営業していると言う事で、当時夜8時からの予定が8時半からとなったのだとか。
橋桁は一本70トンもするものが5本も設置されると言う事で、大掛かりな作業です。
まずは、大型クレーンが、配置につきます。
クレーンに積むための重石が3台のトラックで運び込まれました。奥の方の走行車線に右側に頭を向けた長いトラック。ここに重石が乗っています。
大型のクレーンに、まずは、バランスを取るための重石が載せられるのですが、その為にはクレーンが8回も往復し、合計で多分40分から1時間かかった事でしょう。そして、効率よく準備が着々と進められ、準備が整った時点で、最初の橋桁が運搬されるのを待つのみとなりました。
ところが、クレーンのエンジンが止められ、あれ?と思っていると、30分くらいでしょうか、何事も起こらず運搬待ちの状態。
そしてクレーンが到着すると、作業員も見物客も、みんながカメラ片手に興奮!作業員は、楽しそうに時々笑いながら作業をしているのが一般観覧所から観れました。
橋桁は長いので、トラックと牽引車が長いケーブルでつながれた状態で登場。
そして、クレーンに橋桁が繋がれます。
ハシゴで、橋桁の上に乗った作業員が、よっこらしょ、どっこいしょ、と重い綱を所定の場所に持って行くところです。
宙吊り状態の橋桁。
90度回転して、設置箇所に固定されます。
この一部始終を見ている人は、完璧にプライベートな野次馬もいます。折りたたみ式の椅子とちょっとしたおやつや飲み物を持参した、プロ並みの野次馬や、高速道路関連の仕事をしている人たちが、仕事で、またはプライベートでたくさん、その他、THW(Techinische Hilfswerk)というロゴのベストを着た、要は技術的補助をする多くの作業員がいました。もちろん、警察も様子を見に。
物見見物の為には、ちゃんとスペースがあり、子連れで登場した私達も、ゆったりと見物することができました。
ちなみに、夜9時頃から12時過ぎまで、私達は見学させてもらいました。観れたのは、たった1本の橋桁の設置。翌日曜日の午前中一杯、同様の作業が続いたわけですが、1本の橋桁設置にどうやら1時間半の時間を費やしたようです。
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