主要駅からまっすぐ伸びる、マクシミリン通り
電車で、レーゲンスブルク主要駅に降り立つと、まず、目指すのがマクシミリアン通りです。
上の写真は、日曜日のお昼のマクシミリアン通りの様子です。(奥に中央駅なので、駅に向かう方向で写したものですが、)工事現場があり、人通も多くなく、緑もなく、建物もいまいち、素敵なものではありません。唯一いいのは太陽の光。
はい、こういう出だしで文章を書くと、マクシミリアン通りにいい印象が持てない、ですね。
でも、レーゲンスブルクの歴史を紐解くと、少し興味深く感じる通りなのです。
1835年、ドイツで最初の鉄道がフュルトとニュルンベルクの間に敷かれ、その後レーゲンスブルクにも1859年鉄道が開通しました。この時代は、産業革命、工業化により、新しいものに人々が更に興味を持った時代だったことでしょう。
レーゲンスブルクは、13世紀から15世紀に建てられた建物がひしめく街ですが、変化が起こりました。
それは、ホテル・マクシミリアン(リンク先は、2017年9月11日の記事)が建てられた1889-1891年頃のこと。駅前にあったマックス門が、ホテルの建設を機に取り壊され、このような現代的な道が造られたのです。
このホテルは、1973年に重要文化財保護法が施行されたために、崩壊を免れ、改築された、19世紀最後のバイエルンの優美なホテルとなりました。
他にも、素敵な家が数件並んでいます。レーゲンスブルクとしては、新しい建築様式です。
そして、こちらも。
このマクシミリアン通りを、あえて目指す必要はありませんが、もし偶然この道へいらっしゃることがあれば、是非、こういった時代背景を知っておいていただきたいと思います。
ちなみに、ここマクシミリアン通りを使ったお勧めイベントがあります。それが、レーゲンスブルク骨董品市(リンク先は、2018年6月11日の記事、第12回 レーゲンスブルク骨董品市)です。6月の第二日曜日に開催されるものです。
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