ベジタリアンが行くべきピザ屋

公開日 : 2018年11月25日
最終更新 :

私がそこに行ったのは、立地条件からの偶然でした。

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何も事前に調べずに行った私に興味をそそらせた理由は大きく2つ。

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奥行きの深いスッキリした店内。奥の方に、ビールの醸造釜があるのです。

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ここでビールを醸造しているわけではありませんが、すぐ近くに、クナイティンガーの醸造所があるので、昔はこんなに大きな醸造所だったのかな?と一瞬思ったのですが、違うようです。

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店内で撮影した上の写真には、エムスランダーという醸造所の名前が読み取れます。

帰宅後、早速調べて見ました。1672年に醸造を開始したこのエムスランダーは、1904年にアイヒシュタットという町にあるホーフミュールという醸造所の傘下に入ったものの、1970年に幕を閉じたのだそうです。

二つ目。

メニューみたところ、ベジタリアン用のメニューがびっくりするほど多く、一目で分かるように目印がついています。

娘がベジタリアンなので、普段からそういうメニューを意識してみる私ですが、そこまでたくさんのベジタリアンメニューがあるお店は、普通簡単には見つかりません。

そして、もしもトマトソースが苦手な人がいれば、「白いピザ」シリーズもたくさんあります。

個人的には気に入りました。

店内一番奥に厨房があるのですが、あえてドアを閉めず、調理の様子が丸見えになっています。

ということは、自信があるからこそですよね。調理をしているのは、イタリア人ぽく、実際に焼かれたピザは、調理人がそのまま届けてくれます。そして基本的にはイタリア語で顧客に届けられます。あとでネット検索してみると、家族経営のイタリアのピザ屋、とのこと。お客さんの評価はいいものもあれば、悪いものもある、という感じですが、私はいい印象を受けました。生地も奥で作っているのが見えましたが、柔らかい感じの生地。分厚いわけではなく、中央部の生地は薄いのですが、周辺がふっくらした感じです。

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サイズは小さいものも選べて、普通サイズよりも1ユーロ引き。小さいものでも、ボリューム満点。日本人女性なら、これで十分です。

今回私は、(ベジタリアンメニューではありませんが)小さいサイズのシシリアンピザを注文。ハムやサラミは一切ありませんが、カタクチイワシ(Sadellen)とケッパー(Kapern)、オリーブが乗ったシンプルなもの。なかなかいい感じです(上の写真参照ください)。

お店情報

Arnulfsplatz 6

ドイツ語メニューは、こちらをご覧ください。

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