神聖ローマ帝国の帝国議会会場は今も使われているの?

公開日 : 2018年11月28日
最終更新 :

レーゲンスブルクのすごいところ。

「中世の建物が残る街=古めかしい街」じゃあないんです。

例えば、三大観光スポットの一つ、帝国議会会場は、現在帝国議会博物館として見学できるだけでなく、室内楽のコンサートが開かれたり、表彰式が行われたりもしています。

毎年この季節に、その一年間で功績を称えられるスポーツ選手の表彰式が決まってここを会場に開かれます。例えば今年2018年は、11月27日火曜日の夜のこと。(写真は、表彰式開催直前に撮影したもの)

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式典ではあえて写真撮影を控えましたが、レーゲンスブルクのスポーツチームに所属した、ドイツの全国大会、ヨーロッパ大会などの金、銀、銅メダル獲得者などが表彰されます。10代から70代のスポーツ選手が表彰される2時間ほどの式典ですが、合間に音楽の演奏とエンターテイメント(今年は曲芸師、昨年はサンバの披露など)が含まれます。その後、隣室で乾杯がなされます。

水泳、カヌー、マラソン、陸上、射撃など色々な分野の人が表彰されますが、表彰される人の中でインタビューも時々あり、笑いをとったりもしています。例えば、遠泳の選手のインタビュー。

質問者  「レーゲンスブルクには、公営のプールやドナウ川、レーゲン川、ナーブ川とあるけど、一体どこで普段は練習しているの?」

選手  「あちこち行くけど、普段はなるべく温かい所を探して行きます。」

質問者 「んで、それはどこ?」

選手  「んまあ、温かい所」

質問者 「だから、それは?」

選手  「ウェストバート(Westbad、公営のプール)」

会場  「(笑)」

レーゲンスブルクは、古い街というだけではなく、今も生き生きと活気付いている。今日は、そんな一場面の紹介でした。

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