ドイツ料理に欠かせないサウワークラウトに関心がある方のために

公開日 : 2018年12月20日
最終更新 :

ドイツの食生活。思いつくものを並べれば、ビール、ソーセージ、ジャガイモ、というところでしょうか。もう一歩頑張って、サウワークラウト。

そう、今日は、サウワークラウトのお話です。

サウワークラウトは、発酵によって生じた乳酸菌の恵みを受けた食べ物です。各種お肉料理やソーセージの付け合わせに食べられますが、漬け込んだサウワークラウトと蜂蜜を混ぜたものを、生で食すのも、とっても美味しいです。

普通、ドイツ人が家庭でサウワークラウトを食べる時は、出来合いのサウワークラウトをスーパーの冷蔵部門で購入して、煮込んで食べます。

が、我が家では、自分達で新鮮なキャベツを千切りにして、陶器の入れ物で発行させて1年間分を蓄え、食します。

ドイツに関心を持っている方の中には、実際食文化にも関心のある方も多かれ少なかれいらっしゃることでしょう。

今回は、そんな方のために、サウワークラウトがどのように作られるかをご紹介するとともに、よろしければ、次回のドイツ旅行の計画の一つに入れていただければと思い、記事にまとめることにしました。

時期は11月下旬から12月上旬。毎年、我が家では、15〜20kgのキャベツを買い込み、サウワークラウトを仕込みます。

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大きな大根おろしならぬ、キャベツおろしで、キャベツを千切りにします。

我が家は親しくしている農家さんが居るので、キャベツを購入し、作業します。

上の写真を撮影した時点で、まだまだ、こんなにキャベツが順番待ち。今年は、シュピッツクラウトという、とんがった形のキャベツを使いました。このキャベツは、葉っぱが他のものと比べると薄いので、千切りに適していると思います。(一般的には、サウワークラウトには、平たいキャベツを使います。)

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漬物樽ならぬ、サウワークラウトを発酵させる容器に、キャベツと塩、ローリエ、ジュニパーベリー(Wacholderbeeren)を入れて仕込みます。

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一般のドイツ人家庭では、もう味わうこともなくなった、サウワークラウト作り。

我が家では、キャベツを千切りにする際、年代物の木製の道具を借りてきます。ですから、千切りは結構あっという間に出来ます。一般には、発行済のものを買って調理するか、そうでない場合、農家がサウワークラウト用に千切りにし、塩に浸した状態のものを買って、自分で発酵させるか(後者は少数派)をします。

ご関心がある方、11月下旬から12月上旬を目安にレーゲンスブルクへいらっしゃれる方、そして、ぜひ体験してみたい方、私のメールアドレスにご連絡ください。試食を含めた「サウワークラウト作り体験」で、個性的なドイツ旅行を楽しみませんか?

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