「オルフェウスの窓」のファンの方必見‼︎ 抑えておくべき最重要スポット3箇所

公開日 : 2019年04月02日
最終更新 :

はい、ここレーゲンスブルクは、ベルサイユのバラでもおなじみの、漫画家池田理代子さんの作品「オルフェウスの窓」(以下「オル窓」)のファンにも人気の場所です。

私がレーゲンスブルクに来る前に、ネットでレーゲンスブルクを検索すると、オル窓関連が上位にヒットしていました。

IMG_5962.JPG

今日は、私なりに、オル窓ファンのあなたのために、まとめてみます!

「なんだって/あんな古ぼけた/いまにも/くずれおちそうな/窓が/

そんな風雅な名まえで/よばれるように/なったのか/わたしは/知らないがね」

そんな窓がある音楽学校は、実在するカトリックの音楽学校が舞台です。

実際、その音楽学校は、旧市街の北に東西に流れるドナウ川を対岸に渡りきって

シュタットアムホーフの入り口を右に曲がると見えてきます。

建物はいたってシンプル。

内部もとってもスッキリしています。

あ、でも、ここは現在でも学校です。

勝手に中には入れませんので、外観からお楽しみください。

または、学生による無料のコンサートが時々ありますので、そちらをご利用ください。

学校の公式ホームページはこちら(リンク先は英語)です。

IMG_7063.jpg
IMG_6928.jpg
IMG_6920.jpg

でも、この外観は、漫画で表現すると、お洒落じゃないのでしょうね。

だからでしょうか、このオル窓の舞台となったのは、別の建物なんです。そして、こちらも、レーゲンスブルクに存在するもの。どう、トゥルン・ウント・タクシスというお城です。実際にあるのは、旧市街の南西の端っこ。つまり、音楽学校とこのお城は、地理的には、非常に離れていて30分程かかりますが、徒歩で行けます。

IMG_3044.jpg

そして、大切なこの塔!

IMG_3039.jpg

これを見つけるために、オル窓ファンは、レーゲンスブルクへいらっしゃるのでしょう。

お城の南側に回って見てください。緑がたくさんの公園、お散歩コースから、覗けるはずです。

時間にゆとりを持って出かけてくださいね。

このお城は、60分、または90分のガイド付きツアーがあります。

IMG_1194.jpg

上の写真は、お城の中庭です。南翼の北側が写真に写っている感じだと思います。

ここまでは撮影可能ですが、内部での写真撮影は禁止されています。残念!

どうしても内部の様子を日本に持ち帰りたい人は、ツアー終了場所がお土産物コーナーになっていますので、そこで冊子を買ってください。5ユーロくらいでいいものがあります。

チケットはお城で売っていますが、売り場を見つけるのが難しいので、時間にゆとりを持って出かけてください。おすすめは90分のコースです。

(以前は、90分のコースで、この公爵一家のお墓も見れたのですが、多分今は公開していないと思います。)

クリスマスマーケットの時期(11月下旬から12月下旬)は、60分のツアーしかありません。が、このお城でもクリスマスマーケットが開催されます。入場料がかかります。多分10ユーロ程度だと思いますが、ヨーロッパでも屈指の素敵なマーケットと言われています。

そのメリットの一つは、お城の敷地内にあちこち踏みこめる事です。オススメの時間帯は、暗くなってから。薄暗いと人出もまだまだ少なく、雰囲気が今一つ。

IMG_3205.jpg

トゥルン・ウント・タクシス家、かつての馬小屋を改築して造られたレストランもあります。

以前は、時々日本の団体旅行でも利用されていました。ここでは、トゥルン・ウント・タクシスの銘柄のビールが飲めますが、ミュンヘンの大手ビール会社、パウラーナが経営権を買い取っています。醸造釜も店内にあり、雰囲気があります。少しお値段は高めの気もしますが、許容範囲です。

オル窓ファンには、一度は行っていただきたい、ヴァルハラ神殿。こちらは、ルートヴィヒ1世の建造物の中で最も高価なものだそうですが、建物そのものは、簡単に言うと、ギリシアのパルテノン神殿を8%小さくしたもの。ギリシアに行かれた事がある人にとっては、綺麗すぎて、感動がないとも言いますが。

ここに行くのは少し不便ですが、船での行き方はこちらでご案内しています。

IMG_3483.jpg
IMG_3484.jpg

【ご参考】私が書いた、同類の内容の記事、外部サイトですが、こちらも是非ご覧ください。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。