南仏キャンプ旅行記〜ポン・デュ・ガール(ローマの水道橋)

公開日 : 2019年04月27日
最終更新 :

イースター休暇(2週間)を使って、私たち一家は、南仏に行ってきました。

キャンピング旅行となったのは、フランスではホテル代、レストラン代が高いことも理由の一つではありますが、フレキシブルに旅行が出来るという事、とりわけ下の子が強く希望していたという事が直接の理由です(フランスには、ものすごい数のキャンプ場があります)。

ただ南ドイツ(バイエルン州)から南仏までは非常に遠く、車で片道12時間を覚悟です。

出発前に、南仏の気温が予想より低く、また、後半が雨がちであることが分かったので、天気予報と相談してのルート選考となりました。

プロヴァンスという憧れの響き。アヴィニョンから程近い、ユゼス(Uzes)が最初の訪問地です。ユゼスのキャンプ場で4泊し、ここを拠点にあちこち訪れます。

夜7時半に小さなキャンピング場に到着。ちょうど数日前から今シーズンの営業を開始したばかりの、まだ利用者が非常に少ない状態。

子供向けの遊具が二箇所にあり、小さな川が流れ、隣には新たなキャンプ場を作っている最中。

とりわけ、プライバシーが十分にある、小規模だけど遊園スペースの大きなこのキャンプ場、お転婆なわが子達(14歳、12歳、10歳)は大喜びでした。

一夜明け、目指したのは、ローマの水道橋ポン・デュ・ガール(世界遺産)です。

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ガール橋とも呼ばれるようですが、50kmに渡る導水路の一部で、平均斜度が1kmあたり24.6cmなんだそうです。

ここに立ち入るためには、1日券を購入するのですが、その料金は、大人1人9.50ユーロ。18歳未満は無料です。

料金さえ支払えば、あとは好きなように歩き回ります。

3段重ねの導水路ですが、一番上はこんな感じになっています。

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石の組み合わせはこんな感じ。すごいですよね。奥にある小さな穴は、石を運ぶときに使われたものですね、きっと。

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紀元前5世紀に作られたローマの導水路ポン・デュ・ガールは、6世紀まで水を運んでいたそうです。水源は、

これを登れるところまで登ってみたら終わりかと思いきや、まだまだその先もあります。

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反対側に行くと、なんと、川があり、水浴びも出来ます。

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川辺でピクニックをしている人達もたくさん。子供連れの家族やアジアの若者グループなど、たくさん。時間をかけてゆっくり出掛けたい場所です。

水源となるのは、50km離れたユゼスです。こちらについても、後ほどご報告します。

オマケです。

素敵な木に出会いました。

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↑すごいでしょう? チケット売り場の近くにあったのですが、可愛い顔が見えますよね。全体像は、下の写真でご覧ください。

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↑この木の右側手前から見たら、上の写真のような顔が読み取れたんです。

さて、この地区にはたくさんのオリーブの木があるのですが、なんと樹齢1000年ほどにもなるオリーブの木が3本もあるのだそうです。そのうちの1本しか見つけられませんでしたが、本当に立派なものです。

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