第16回レーゲンスブルク・クラッシックカーラリー初日のご報告

公開日 : 2019年06月16日
最終更新 :

大聖堂前の広場に集合したオールドタイマー。

お馴染みのもあれば、今回初登場らしき車も。

毎年とまではいかなくても、ここ数年はかなりの頻度で私も出掛けていますが、今年特に気になったことを含め、ご紹介します。

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例年ですと、大聖堂前広場とノイプファー広場を中心に車が駐車され、それを多くの人が見に来ます。間近で写真をとったり、ボンネットを開けてくれている車の内部を覗き込んだり、所有者とお話ししたり。

今年は、ノイプファー広場は全く使われず(二日目、日曜日のラリーでは、スタートとゴール地点となりますが)、大聖堂前の広場に収まり切らない車は、すぐ隣の道路に路駐となりました。なので、少し圧倒される感じが少なくがっかり。

6〜7年くらい前だったでしょうが、ポルシェがあっちにもこっちにも、というくらいポルシェがあり、またポルシェ〜?と思ったときもありましたが、今年の場合は、フォルクスワーゲンのバスがたくさん。ここ2、3年で少しずつ参加が増えていたのですが、今年はこんなに勢ぞろい。

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多分これ↑が、このシリーズではダントツ最多出場。毎回、車にシャンパンなどが積み込まれているのですが、今年は、更に気合いが入り、サンドイッチや、クッキー、飲み物を(応援に来ていた親戚やお友達に)サービスしてくれていました(はい、私も一応親戚です。だからよく知っているのですが)。そしてそのクッキーが、なんと、フォルクスワーゲン・バス。娘さんがデコレーションしてくれたようです。

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かっこいいなぁ、と見惚れるような車もたくさん。

中には、ラリーに出場慣れしているのが明らかなものも。

例えば、こちらのアルファ・ロメオ。

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車内を覗き込むと、幾つも時計や計器があり、また、いろいろなラリーに出場したことの証拠のプレートが飾られています。

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赤と黒がとってもシックなこんな車もありました。

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ナンバープレートの最後にあるのは、4月から10月まで車道を走っていいように登録がされている、ということですが、多くのオールドタイマーは、このような制限付きの登録のようです。例えば、道路が凍結してしまう冬は、道路に巻かれた塩を車体に浴びてしまうから、いずれにしても走らないに越したことがないんです。

オールドタイマーを所有する人は、きっとお金持ちでしょうね。

このラリーに参加するのも300ユーロ(約4万円)かかります。昼食や前夜祭などの食費も含まれているのですが、それでも結構な金額です。

二日目にあるラリーで走行するコースについての詳細情報は、1日目に発表になるのですが、助手席に座る人が、正確にナビゲーションをすることで良い成績と繋がります。

参加者の中には、賞を目指す人ばかりではなく、楽しむタイプの人もいます。

毎回参加しつつ、毎回助手席に座る人が交代していたり。

参加したくても、参加できない人ももちろんいます。申し込みは、ネット上で深夜0時スタートですが、数分で満席になると言います。

この日は、登録番号のシールが貼られていないオールドタイマーも、旧市街内にうろうろしています。参加したかったけれど、受付てもらえなかったひとなのでしょうか。登録された車に並んで、未登録のかっこいいオールドタイマーが駐車されていたりします。この日は、駐車違反も何もないのでしょうか。

黒塗りのリムジンなど、普段は見かけないような、目を見張るような車も道路を走っています。面白いですよ〜。

たくさん素敵な車が勢ぞろい。全ては紹介し切れませんが、少しお裾分けです。

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BMWのシンボルである、Doppel-Nieren(英語では、Double-KidneyまたはTwin-Kidney)と言われるマークも、小さいながらにもしっかり付いているではありませんか。可愛い!と思わず思いました。

どうやら、昔はこうだったんですね。車についてはやっぱり全然知識が薄いので、よく分かりませんが、かっこいいですね。

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