フォルクスワーゲン・ビートル(カブトムシ)の集い

公開日 : 2019年06月23日
最終更新 :

ドイツ語で、このビートルのことを、ケーファー(Käfer)と言います。

この愛好者の集まりが、レーゲンスブルクから東に車を40分弱走らせたワード(Wörth)で行われました。

今年で29回目を迎えるこのイベントに行って来ました。

ドイツ語で、この集まりをKäferfreunde Bayernwaldと言います。

ドイツ語のみですが、公式ページは、こちらからどうぞ。

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このイベントは、金曜日から日曜日のお昼頃までの開催で、愛好家が、情報交換のために、または仲間がくるから、ということで集まり、遠くからきた人達はテントや折りたたみのベッド、キャンピングトレーラー(キャラバン)など、様々なものを携えて、やって来ています。ドイツ版ファーストフードや飲み物などの販売もあります。

小さなビートルに、お揃いの柄や色のキャンピングトレーラー。

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それもそのはず、オーストリアから参加して居る車もありました。流石に1000kmを超えて参加した車はなかったようですが、850km位離れたところからの参加もあったようです。

レーシングカーみたいな座席のものもありました。

ファスナーを開けて、扉を上にまくしあげて乗るタイプのものです。運転していたのは、大きなお腹のおじさんでしたが、乗るのが大変そうでした。この車もキャンピングトレーラーをつけて帰る支度を始めるところでした。

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私達がこの会場に到着したのが、最終日のお昼11時。会場に向かう際に、何台もの帰路につく車に出会いました。その中には、クワッドのような、でもオープンカーみたいなものが連続3台通ったのですが、それが会場に居る間にお目にかかりたかったものです。

昨日(中日である22日土曜日)の午後は、大雨雷注意報が出るような、すごい天気となりました。なので、早めに退散する車も何台もあったと思います。公式ホームページで紹介されている写真を見ると、ああ、これも見たかったなぁ、と思うような車もありました。

色々な時代のビートルがあり、あそこはオリジナルではない、ここはどうだ、などのコメントを仲間内でしながら鑑賞しています。途中でエンジンの音がすると、この音は、どうだこうだ、とまたコメントが飛び交います。フォルクスワーゲンファンには、面白いイベントなのでしょうね。ミーハーで見るだけで十分な私とは、楽しみ方の奥の深さが全く違います。

好き嫌いはあるとして、こんな車もありました。

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てんとう虫は、ドイツ語では、マリエンケーファー。Käfer、カブトムシの仲間ですね。

私が滞在した1時間ちょっとの間には、例えば、この車が注目を浴びていました。

なぜなら、電気自動車に改造されていたからです。

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この車のオーナー(写真ほぼ中央の黒い服のおじさん)が、興味を持って眺めて居る人たちにたくさん説明をしていました。

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そう。ここに集まるのは、ビートルだけではありません。

一定の基準を満たしている車が集まっているのですが、バス(トランスポルター)もたくさん。

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一般の人が、そこに来ると、会場外に車を停めることになるのですが、私達は義兄の車で出掛けたので、会場まで堂々と乗り付けられます。

先日のレーゲンスブルクのオールドタイマーで紹介した、このバス(写真左)です。

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久しぶりに乗りました。以前は、時速80kmちょっとしか出なかったので、高速道路はよっぽどじゃないと走らなかったのですが、モーターを取り替えて、今では時速100kmはお手の物。満員御礼で乗っていたのに、途中時速120km近くも出していたようです。それにしても、モーターの音が大きくて、車内で話すのは難しい。

このイベントは、仲間内のお祭りという感じで、形式張ったところがありません。

好きな時に来て、好きな所に駐車し、好きなタイミングで帰る。

今までのデータを見ると、300台から500台くらいの参加があるようです。

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