【期間限定】9月28日まで無料解放、大聖堂すぐ南東の聖ウルリヒ教会を見逃すな!

公開日 : 2019年09月20日
最終更新 :

レーゲンスブルクに住む人、この町を、この期間に訪れる人、是非是非行っておきたい珍しいスポットをご紹介します。

それは、大聖堂のすぐ南東にある、聖ウルリヒ教会です。

この教会は、大聖堂よりも歴史が古く、初期ゴシック様式のもので、教会としてでなく、長い間博物館として使われておりながらも、ここしばらくは改築を理由に内部に入ることが出来ませんでした。それが、なんと、期間限定で、一旦内部が公開されているのです。

展示物としては、今年、大聖堂の双子の尖塔完成150年を記念したものになります。

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聖ウルリヒ教会そのものも、なかなか素敵な教会です。これ↓は内部から西にある正面入り口の上の部分を撮影したものです。

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これ↓は、博物館として、今回の展示物の一つ、大聖堂の石工さん作業場から大聖堂を見た状態が背景に、つまり、東から大聖堂をみた状態、そして、石工さんの道具などの展示です。現代でも、中世と同じように手作りの道具での作業になります。

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そして、大聖堂の尖塔が造られた1859年から1869年の様子。この頃、写真撮影が可能となり、その工事の様子を逐次写真に収めていたのだそうです。

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聖ウルリヒの今回の展示は、

月曜日から土曜日まで、11.00-17.00(木曜日は 19.00まで)公開されています。

日曜日と祝日は、12.00-17.00 。入場無料です。

そして、何回か企画されていたガイド付きツアーですが、あと1回開催される予定です。9月28日(土)の14時半。こちらは6ユーロかかります。

前回19日(木)に私は参加してきましたが、ガイドさんが化学反応についてや地質、中世のガラスの製作についても詳しく、一体何を専門としている人だろう?と思いました。大学の先生みたいです。兼大聖堂専属ガイドさん。知識の丸暗記でガイドをするのではなく、ご本人の興味と専門を元に勉強されたのであろうその豊富な知識は、非常に興味深く、いい勉強となりました。私もいつも疑問に思っていたことのいくつかの回答を提示してもらうことができました。大聖堂について何も知らない人が参加すると、理解しにくいこともたくさんあるかもしれません。レーゲンスブルク市民の一般常識として、こんなに求められるの?と思うくらいの情報を、ツアー参加者が知っていることを前提に話されていたのが少し気になりますが、私が参加したツアーは、観光局公認ガイドの同僚がたくさんいて、そんな意味では、私たちにとって、レベルの高い良い学習の場となりました。

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