【コロナウイルス情報】ドイツ入国について:海外へお出かけ予定の方へ

公開日 : 2020年03月03日
最終更新 :

新型コロナウイルスの感染者拡大に伴い、以下の国からドイツへ入国される方を対象に、書類の提出が必要、または推奨されています。

イタリア、中国、韓国、日本、イラン

飛行機や船で入国される方、入国の際の書類が義務づけられています(電車やバスでの場合は、推奨という形になります)。

これは感染者が発見された場合に、同じ飛行機や電車、バスに乗車していた方に感染した可能性があるということで通知ができるように、という考え方からきたものです(個人での車移動の場合は必要ありません)。

この書類は、ドイツ語で Aussteigekarte (アウス・シュタイク・カルテ、リンク先はドイツ語のPDF)と呼ばれるもので、飛行機の場合は、キャビンアテンダントから機内で到着前に配布されるはずです。

(3月4日の在ドイツ日本国大使館のホームページに、この書類の日本語訳付き英語版が掲載されました。こちらにリンクしています。)

WHO(世界保健機関)の情報(英語)を見るに、出国時や入国時に体温を測ることは、効果が薄い割に時間と努力を必要とすることから、感染者が発見された場合に、即座に連絡が取れるように、入国後のコンタクト先の連絡を徹底させる方向になったようです。

さて、このWHOがいったいどういう立場にあるかというと、旅行者を完全にシャットアウトすることは、仕事や経済への影響が大きいということなので、必要以上に制限するつもりはなさそうです。ただし、高齢者や慢性的な病気のある人の旅行は控えることを推奨しています。

また、旅行の際の注意点を、以下のように案内しています。

・感染した疑いのある人との距離をなるべく1m以上空けること

・手を水と石鹸で、またはアルコール洗浄料で頻繁に洗うこと

・不要に鼻や口を触らないこと

・マスクは、健全な人にとっては不可欠ではない、仮に装着する場合は、装着方法、着脱方法、排気方法に注意すること

これらは、もちろんドイツ入国だけの問題ではありませんし、すでに報道で読者の皆さんも何度も目や耳にされていることと思いますが、実際すでにドイツへの飛行機チケットを入手されている方、商用でドイツへいらっしゃる方などにとっては非常に気になるテーマと思いましたので、改めて、この場でご案内させていただきました。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。