【コロナウイルス情報】生活していて感じる変化

公開日 : 2020年03月06日
最終更新 :

昨日3月5日に感染者情報を書きましたが、数値を書いていても追いつかないということがよく分かりました。

朝のニュースをもとに書いた原稿も、お昼過ぎには古いデータとなり、夕方またその数値はさらに古い情報となりました。

地元の知人と夕方話していた時も、どこのお店のトイレットペーパーも品薄だったとか、あの日はほとんど在庫切れだったけどまた仕入れていたなど、新型コロナウイルスの影響を感じさせる会話がたくさん。

会話やWhatsApp(日本でLINEを使うように、ドイツで頻繁に使われている)でも、「コロナウイルス感染」や「マスク装着」をテーマとした、冗談も飛び交う。道徳的ではないですが、そういうのを冗談にするのはドイツでは当たり前の感覚になります。

11年生(日本でいう高校2年生)の娘さんがいる人は、学校も、その日担当の先生のうちふたりが、ファッシング休暇に北イタリアに旅行に行っていたので授業がなく、学校に行かなかった、といいます。

ニュースを聞いていて分かったことですが、バイエルン州でも、とにかく手を洗うことを推奨しています。そして、学校などで、手洗いの行動が多く見られてきているとのこと。

私の第一子が幼稚園にやっと通うようになったのは、今から10年以上も前のことですが、当時のカルチャーショックのひとつとして、幼稚園で手を洗う指導をしない。トイレに水道はあるのに、おやつの前に間食の前に手を洗うことを一切先生が促さないということもあり、大人も含めて、ドイツ人は手を洗う回数が日本よりぐっと少ないと私は思っています。

せっかくなので、新型コロナウイルスを関係なくしても、この調子で手洗い活動が、ドイツ人に定着することを望みます。

本日2020年3月6日9時の時点のニュースでは、バイエルン州の10の学校と2の幼稚園が閉鎖。北イタリアでスキー旅行に出かけた人が感染したことが分かったこともあり、この地区も感染危険地域となったので、学校そのものは閉鎖されていなくても、学校に行けない子供たちも今日から少し増えているのだと思います。

〈感染者〉バーデン=ヴュルテンベルク州 91名(14名)、バイエルン州 79名(15名)、ベルリン 15名、ブランデンブルク州 1名、自由ハンザ都市ブレーメン 3名、自由ハンザ都市ハンブルク 8名、ヘッセン州 15名(3名)、メクレンブルク=フォアポンメルン州 5名、ニーダーザクセン州 18名、ノルトライン=ヴェストファーレン州 281名(30名)、ラインラント=プファルツ州 8名(1名)、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州 7名(1名)、テューリンゲン州 1名、(武漢からのチャーター機退避者 2名)合計 534名(66名)

2020年3月6日7時現在、Robert Koch-Institute(ロベルト・コッホ研究所)発表分括弧内の数値は、2020年2月29日10時現在のもの

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