【新型コロナウイルス情報】ドイツでは唐突に深刻化

公開日 : 2020年03月14日
最終更新 :

木曜(2020年3月12日)の夜遅くに、メルケル首相と、バイエルン州の首相マルクス・ゼーダー(Markus Söder)をはじめとする各州の代表、学識者が集まって行った会談で、数時間話し合ったあとも結論が出ませんでした。結果、一両日中に、学校を休みにするかどうかなどの発表を各州が行う旨を、21時半過ぎ、発表するに留まりました。

そこで、一気にドイツの状態が悪化していることを国民が再認識し、世界がドイツに注目を集めることになったのだと思います。

翌金曜、各州がそれぞれの方針を発表していきました。バイエルン州では、朝8時過ぎ、月曜からイースター休暇最終日に当たる4月19日まで学校を休みにすることが決まり、9時に、ゼーダー氏の会見が始まりました。

個人的には、そのあと、子供の誕生会のために抑えていた公共施設のキャンセルの連絡があり、スポーツも中止、音楽学校も学校と同様に4月19日まで休講が発表となり、子供の学校からも休暇中の課題が次々とメールにて送られ。

お友達とランチをしている最中も、それぞれの職場や子供のクラブ活動から、活動の中止の連絡が入っていたようです。

日本の航空会社もここ数日に、たびたび運休などを見直していますが、ドイツへもとうとう13日、ANAが成田〜ドュッセルドルフ間、羽田〜フランクフルト間の運休を発表しました。

JALとANAそれぞれのWebサイトをチェックしてみましたが、それぞれ手数料なしで払い戻しを行うとのこと。しかも、どうやら、空港や機内での感染リスクを考えてキャンセルする場合でも手数料なし、そして、航空券の運賃規定にかかわらず、ということです(注 : 私自身が体験して獲得した情報ではありません)。

〈感染者数〉バーデン=ヴュルテンベルク州 454名(199名←91名←14名)、バイエルン州 558名(256名←79名←15名)、ベルリン 174名(40名←15名←0)、ブランデンブルク州 44名(6名←1名←0)、自由ハンザ都市ブレーメン 42名(4名←3名←0)、自由ハンザ都市ハンブルク 99名(17名←8名←0)、ヘッセン州 148名(20名←15名←3名)、メクレンブルク=フォアポンメルン州 33名(8名←5名←0)、ニーダーザクセン州 230名(33名←18名←0)、ノルトライン=ヴェストファーレン州 936名(484名←281名←30名)、ラインラント=プファルツ州 102名(19名←8名←1名)、サーランド 40名(5名)、ザクセン州 83名(10名)、ザクセン=アンハルト州 42名、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州 48名(9名←7名←1名)、テューリンゲン州 29名(2名←1名←0)、合計 3062名(1112名←534名←66名)

2020年3月13日現在、Robert Koch-Institute(ロベルト・コッホ研究所)発表分括弧内の数値は、2020年3月9日8時、3月7日、および2月29日10時現在のもの

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