【新型コロナウイルス情報】バイエルン州の今後が具体的に提示されました

公開日 : 2020年04月18日
最終更新 :

バイエルン州の首相マルクス・ゼーダー(Markus Söder)氏が、インタビューを受けて、もう少し具体的にバイエルン州の今後について語りました。

ホテル業、飲食業、デパートやショッピングモールの営業はまだ許可されていませんが、それ以外は、健康と経済の兼ね合いを見ながら、営業が再開される方向にあるようです。

ホテル業、飲食業は、できれば6月から営業再開ができるように、という方向で検討されています。

特に2020年の今年の夏休みは、海外旅行の可能性はゼロではないものの、かなり悲観的に見られていますので、ホテル、レストランの需要は国内旅行者にとって大きなものとなりそうです。

学校ですが、バイエルン州の生徒、学生の14%が、4月27日から再開。これは、具体的に指示されていますが、一言でいうと、学校を今年度卒業するような人たち、というか正しくは大きな認定試験などを控えた人たちが学校に通える、ということです。前回、5月11日から、それ以外の人たちが学校に行くことになるとご報告しましたが(すみません、100%正しい情報ではありませんでした)、正しくは、早ければ5月11日から、ということのようです、これも現在のところ、小学生と幼稚園児は含みません。

ただし、小さな子供の社会的環境を奪うことによる、精神的なダメージ、心身の発達へのダメージが指摘されており、今後まだ検討されると思われます。具体的には4月29日に会議が設けられ、30日にメルケル首相との話し合いも予定されています。

大学生、専門大学生については、4月20日から講義がスタートするそうですが、これもオンラインに限られます(夏学期の間)。

夏休みは、州ごとに時期が少しずれます。これは、旅行好きなドイツ人が一斉に夏休みを迎えると、交通渋滞がひどいからという理由もあるのですが、今年2020年の場合ですと、本来、バイエルン州の夏休みは、7月25日から9月7日までですが、これが短くなる可能性もあるようです。

実際、夏休みを短縮し、授業で消化できなかった部分を補うということに対し、ドイツ全土では55.1%が賛成、特にバイエルン州では、57.9%が賛成しているようです(義務化ではなく、希望者というのも含め)。

さて、もう少し身近なところで見ていきましょうね。

4月17日付で、わが子供たちの通うギムナジウムからもA4の用紙にぎっしり3枚分、今後の見通しと、オンラインでの学習についてのコメントなどが学校長名で送られてきました。

知り合いのレストラン経営者は、買ってあったビールの賞味期限が、少し気になっているようです。

持って行く?といわれたので、購入させていただきました(ビールはいくらあっても困りませんから)。

また、お花屋さんにご近所分と合わせて注文していたお花ですが、昨日配達されました。一部足りない商品があったようですが、月曜日から営業するということなので、お店の方に出向いてみるつもりです。

注文すると、店内を歩き回る手間と時間が省ける一方、やはり、実際に目で見て素敵!と思ったものを買うのがいいですね。

わが家の夏のベランダのお花はペチュニアの予定です。

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