新型コロナウイルスで騒がしい世の中、ドイツの診療所の待合室は今。

公開日 : 2020年04月30日
最終更新 :

新型コロナウイルスで世の中が騒ぎ始めた頃、私は息子を連れて、外科の診療所に出向きました。

十数人分座れる待合室は、ほぼ満席の状態で、1時間近くもそこに座らされました。外はとってもいい天気の午後だったので、そんなに待つなら、少し外を散歩させてくれればよかったのに。これでウイルスに感染したら......と、病院の対応に憤慨しました。

別の日、子供のための歯科矯正の予約が入っていたのですが、緊急性がないので1ヵ月ずらしましょう、と事前に電話がありました。そして、先日診療所に出向きました。すると、とっても徹底していてびっくり。

一旦待合室に通されましたが、付き添いの人(母親など)は、よろしければ、診察時間の間少し外に出かけてください、と丁重にいわれました。場所的に、スーパーやパン屋、ドラッグストアなどが並ぶ一角なので、いくらでも時間つぶしはできます。

しばらく外を歩き、指定された時間に再び待合室に戻りました。座っていると、自分を含め3人。そして4人目の人は、待合室の外にある椅子をすすめられていました。

待合室そのものは、普段雑誌がたくさんあります。私たちが行くこの診療所は、なかなか雑誌の品揃えがいいのですが、それらがスッキリと片付けられていました。徹底していますね。

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(↑白い机の上に、普段は雑誌がたくさん。)

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そして、帰宅する際には、消毒薬を手に吹きかけてもらいました。

一方、義兄の営む歯科医院の場合、受付のところには、消毒薬があり、提出した健康保険証(クレジットカードのようなプラスチック製)も、消毒をされてから返却されます。

待合室では、普段ご自由にどうぞ、と置かれているミネラルウォーターも、たくさんある雑誌も一切なし。

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この時期、診療所にはあまり足を運びたくないでしょうが、それでも予定が入っている方、カバンの中に文庫本を1冊忍ばせておくと、きっと時間つぶしにいいと思います。

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