「森のマイスター」という名前の草で香りづけ
義母宅には、毎年「森のマイスター」といわれる草が春先に現れます。
ドイツ語ではWaldmeister/ワルドマイスター、つまり森のマイスター。
天然では森の淵の方に生えるのですが、ドイツでは普通にお花屋さんで買うこともできます。
日本語では、クルマバソウという名前で検索してください。ウイキペディアによると南千島や北海道、本州に分布している、となっています。
そして、私はドイツに移住する前には知りませんでしたが、なんとわが出身地である鳥取県の大山(だいせん)にも生息しているようです。
さて、その草が一体どうなのよ?という本題に入っていきましょう。
これを白ワインやシャンパンに漬け込んで、マイボウレ(Maibowle)、特にこの場合は、クルマバソウボウレ(Waldmaisterbowle)と呼ばれる飲み物を作ります。
↑これは手にとってみた状態
これを室温で放置して1、2日おくとしんなりとします。
こうなったら、もう捨ててしまいたくなるところですが、そうではないんです。この時点で、さらに香りが強く引き立っているはずです。
今日は、15歳の娘が、主人と私のために、このクルマバソウボウレという飲み物を作ってくれました(本日の写真もすべて娘に委託しました)。
そして、特別にアルコールなしの飲み物として、りんごジュースを使ったバージョンも。
ちなみにドイツでは、このクルマバソウのシロップが売られていますし、クルマバソウ味のアイスクリームなども、この季節よく見かけます。5月がこのクルマバソウの季節です。チャンスがあれば、ぜひ挑戦してみてください。
(注: わが家の庭に植えてあったクルマバソウは、鶏の餌食となりました。涙)
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