レーゲンスブルクでフランス料理を食べるなら「オルフェ」
旧市街のど真ん中、とってもいい場所、すてきな路地にあるのがこのオルフェ。Orphee
1週間ごとに変わる平日のランチメニューが11時30分から14時30分まで、€22.50で楽しめます。
内容は、前菜(3種類から選択)、メイン(3種類から選択)、デザートとハウスワイン(白か赤を選択)、250mlのミネラルウォーター(炭酸かどうか選択)、エスプレッソ、カプチーノ、マキアート、コーヒー(ワインの代わりにビール「ヘレス」も洗濯可能、その場合は、ミネラルウォーターなし)。
私はランチメニューを頼みました。
まずは、前菜。マグロのムース、赤玉ねぎとケッパー添え(Thunfischmousse mit roten Zwiebeln & Kapern)
マグロというか、ツナ缶でしょうね、このお味は。でも、おいしい。
口の中で滑らかに広がる味、とっても贅沢な瞬間です。こんなのを真似して、結婚記念日などに食べるといいな、とか思いました。
メインはタラ(大西洋ダラ)のセビチェ(南米のお刺身にレモン汁とコリアンダーで味つけしたもの)、ナツメヤシの実とマヨネーズ和え(Kabeljau-Zitrusseviche mit Dattel-Couscous & Mayonnaise)
セビチェは私はもともと大好きなのですが、これは、あまり「生魚」の主張がなくて、非常に濃厚な味わい。私には少し赤玉ねぎが多すぎる感じはありましたが、とってもおいしかったです。クスクスも緑色で仕上がったものは初めてです。ミントが混じっていて、すっきり爽やか、それがセビチェと合わせるととてもいい感じです。本当においしかった。これ、私もぜひぜひ真似をして作ってみなくては!
デザートは、ブルーベリーとフレッシュチーズのクリーム(Blaubeer-Frischkäsecreme)
これは、私には少し甘すぎました。お腹いっぱいでこの甘さだったので少しきつかったです。
同席の人たちも、デザートは甘みが強かったみたいですが、お腹いっぱい食べていなければまたその味わいもそれはそれでおいしかったのでは?と思います。
カプチーノは、ミルクがきめ細やかで最高。とってもおいしくいただきました。これなら、カプチーノを飲みに来るだけでも十分満足がいく味です。
観光で疲れたときに、ふとお茶をしに出かけるといいですね。
クリームブリュレもおいしそうでした。平たいお皿でお砂糖をキャラメリゼした、贅沢な一品。表面積が大きいだけに、そのキャラメリゼを楽しめる部分が大きく、見るからに魅力的でした。
12時30分過ぎに来店し、ゆったり15時過ぎまで過ごしましたが客足が途絶えず。コロナの時代にこれだけ満席というのはいいものかしら?との疑問はありますが(数少ないテラス席はあります)、決してお安いお店ではないのに大繁盛。
ちなみに、ランチメニューでないと、メイン料理が一品€17から€29くらい。食べ残しても、お願いすると持ち帰り用の入れ物に入れてくれます。少し高級なお店でそのようなサービスは無理なのでは?と思ったのですが、さすが合理主義のドイツというか、嫌な顔ひとつせず対応してくれました(手提げの袋には入れてくれませんので、エコバッグなどを持参されると便利ですね)。
でも、私は、完食、完食です!
■レストラン オルフェ
・住所: Untere Bachgasse 8
・URL(英語): https://hotel-orphee.de/en/restaurant
企業の方の接待などでも使われるお店のひとつだと思います。メニューには、ドイツ語も併記されているので特に問題はありません(英語はないので、フランス語かドイツ語が必須です)。
または、個人でそんな高級なお店に行くなんてと敬遠される方、学生の方などなどへ、実はここには大きな秘密もあるんです。
スタンドバーでは、非常に安価でおいしいものが飲めるんですよ。
赤ワインや白ワイン、ビール、シャンパンと、数年前の料金ですが、シャンパンが€2.50、それ以外が€2ですべてがおいしいんです。
音楽仲間に時間つぶしに連れて行ってもらって以来、私も一時期、機会があるごとに行っていました。
さすがにコロナの影響でしばらく出かけていませんが......。
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