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ドイツ/レーゲンスブルク特派員ブログ 吉村 美佳

ドイツ・レーゲンスブルク特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2020年12月31日

わが家の子供のプロジェクト、「鶏が欲しい!」〜その6〜


わが家の子供のプロジェクト、「鶏が欲しい!」〜その6〜

子供が思い立ち、なんとなく飼い始めた鶏ですが、その後いろいろありました。
2020年が終わってしまう前に、どうしても完結編として公開しておかないと!とちょっと頑張りました。


10月中旬にやっと新しい小屋を作り、冬の寒さに対応するための床暖房が入り、雨が降っても餌が濡れないように小屋を高床にしてその下に餌場を作るなど、いろいろと新しい知恵を振り絞った作品です。夏の暑さにも対応できるように、天井も二重にしています。ドアの開閉もコンピューター制御です。


この鶏プロジェクトが始まったばかりの写真を見ると、芝生やチューリップなどのお花たちが懐かしい。
いまは緑は一欠片もなく土だらけ。しかも水はけが悪いので、雨が降るとベチャベチャの土。鶏が掘るので、凸凹の土地です。


実は、新しい鶏小屋に交換するのを間近にした頃、ダニが発生しました。
これは鶏を飼えば、当然のことのように起こる出来事で、ダニ退治のスプレーをすでに購入していましたし、事前にいろいろ読んで多少の知識はありましたのですぐ対処しました。
古い小屋は、廃材で作った隙間だらけのものなので、ダニが住みつきやすいという欠点がありました。この事件により、新しい小屋のダニ対策も強化することができたのでよかったと言えるでしょう。


新しい小屋の下準備!


まずは、組み立て式住宅のように、部品を作ります。
例えば床。これは、まず断熱材を入れ、床暖房のためのコードをひきます。

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部品を組み立てては解体し、組み立てては解体し、雨風から防ぎ、組み立てる日を待ちます。

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いよいよ、新しい小屋へ移行!


新しい小屋の建設は8月末から週末毎のように行われて、2020年10月17日に古い小屋を解体し、地面を掘って土台を作り、新しく作った小屋をその上に組み立てるという作業が行われました。途中義兄も応援に駆けつけてくれたお陰でなんとか暗くなる頃には、鶏が寝る場所が完成していました。


新しい小屋の材料費は大雑把になんと、10万円! 前回のものは廃材で作っていましたが、今回は冬対応として断熱材がしっかり使われ、床暖房つき、室内灯もつきました。夏に向けては直射日光を和らげるシステムの屋根。扉もコンピューター制御で、任意の時間に開閉するように設定ができます。


まずは、古い小屋を解体し、廃棄処分できるように用意します。

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3人の子供が3月に作った大作ですが、役目を終えて解体です。
子供が協力して知恵を絞って作ったすばらしい小屋だったのですが、仕方ない。


もちろん鶏は、狭い場所に追い込まれ、始終様子をうかがっています。
床が水平になるように穴を掘って、土台の石を設置。

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暗くなり始めた頃、やっと最低限の小屋が完成。外壁などは後日あらためてということですが、最初の夜はこんな感じでとりあえずは鶏が止り木に落ち着きました。

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今回、使い勝手がよくなった第1のポイントは止り木の下にフンがたまるのですが、それを簡単に取り除くことができるように引き出し式になっています。
卵を産む場所も、いままで小さなもので、ときには無理やり3羽がぎゅうぎゅうに入っていたのをゆったりとしたものにしました。


本格的に寒くなる前に、少しずつ完成していった外壁はこんな感じです。

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そして完成後、こんなにすてきな小屋となりました。

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卵を産む場所は、当初こんな(↓)感じでした。鶏が慣れるまでは、プラスチックの卵を置いていました。

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でも、わらや木屑などがいつも下に落ちていたので、そのあと改良版の産卵場になっています。
日が短いいまの時期は、夕方室内灯が自動でつき、就寝時間に合わせてゆっくり消灯していく設定になっています。


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4羽の鶏が卵を産みつけると、こんなすてきな感じになります。卵を産む場所は細長い窓がついていて、誰が卵を産もうとしているかをわが家の台所の窓から見えるようになっています。が、鶏はそれを正直うれしく思わないので、実際は窓の影になる一番奥で卵を産んでいます。

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小屋そのものが高床式となり、その下は、土ですが、常に乾いており、雨が降ればそこで雨宿りができるだけでなく餌も常に乾燥した状態を保つことができます。


床暖房も照明もあるので、電気のメーターや自動扉を手動で開閉するためのスイッチはこちらに。

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近くにあるリンゴの木の枝から小屋の上に飛び乗り、スポーツウーマンな黒い鶏がいつも脱走していたので、流石に懲りて羽を一部切りました。バランスを失い、しかも飛び立つ勢いがつかないから飛べないはずなのに、それでもときどき脱走。

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本日、子供と夜に家の周りを歩いたのですが、暗闇に鶏小屋の光が暖かく見えました。
すると、わが子の反応! オーブンみたい! 生きている鶏が入っているけど!(苦笑)
確かに、遠くから見ると大きな窓の中は暖かい黄色い光が灯り、鶏が動いているのです。まあ、台所にあるオーブンのイメージといわれれば、本当にそうだなと思いました。子供の発想はおもしろい。


コロナとともに過ぎた2020年。わが家にとっては鶏との格闘の年でもありました。
いや、いろいろな困難にも遭いましたが、とても貴重な体験をつみ、新鮮なおいしい卵のありがたみを知るすばらしい年でもありました。


これで、6回シリーズの完結編が終了です。






この鶏プロジェクトをシリーズとして読みたい方、こちらからどうぞ。
その1 、2020年4月17日
その2 、 2020年4月18日
その3 、2020年4月19日
その4 、2020年5月6日
その5 、2020年7月31日
その6、2020年12月31日

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カテゴリー 生活・習慣・マナー
2020年12月31日
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  • 特派員プロフィール
  • レーゲンスブルク特派員

    レーゲンスブルク特派員
    吉村 美佳
    鳥取県出身。学生時代、社会人時代にバックパッカーとして25カ国を歩き回るうち、南米エクアドルでドイツ人と知り合ったのが運命の分かれ目。2002年12月よりドイツ在住。レーゲンスブルク観光局公認現地ガイド。普段は教会やビッグバンドでトランペットを吹いたり、自宅でピアノを教えたり。フリーライターとしても。ご連絡は、こちらまで。 DISQUS ID @disqus_mvlVIuxrhK

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